乳ガン?しこりと痛みがある!心配でたまらないとき、これだけは知っておこう!

乳ガン?しこりと痛みがある!心配でたまらないとき、これだけは知っておこう!

30代になったばかりで、まさか乳ガンになるはずがない、と思った。
だが突然、体にしこりが見つかった。
確かに胸に固いものがあって、そして痛みがある。

同じアラサーとか30代の女性がみんな経験するわけではないけれど、こういう風にしこりを見つける人も多い。

しかもそのしこりに痛みがある、じくじくするなどとなったら一気に血の気が引く。
若い人の乳ガンほど絶望的にさせる病気は無いかも知れない。

乳ガンなんか、私の年齢でまだかかるわけない、だいいち年齢的にまだ検診の対象にすらなっていないからだ。

しかしながら、それでも30代、あるいは20代の若い人たちでさえ増えている。そして胸のしこりや痛みに怯えている。
全く他人事とか、対岸の火事などではないのだ。
いったいどうすれば良いのだろうか?

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しこりに痛みがあるときは乳ガンではない?

多くの女性が気になる情報のはずだから、まずお伝えしておきたい。
胸や脇にしこりが見つかったとき、誰もが青ざめるにちがいないが、痛みがあるなら、大方は乳ガンではない、ということだ。

全部が全部、というわけではないけれどしこりがあったとしても、それはたいがい「乳腺症」という別な病気になる。
30代から閉経前、つまり50代くらいの女性に見られる症状で、しかも生理前に痛みが出やすくなることでも知られている。

病気と言うほどでもないくらいの病気で、乳ガンとは天地の差があるほどに軽微。
ほっといても治る、くらいに考えていても良いようだ。

じっさい、乳腺症にかかってもその病院で治療を受けるのか、と言えば、経過観察。
要するに「様子を見る」くらいしかない。
しこりの痛みがある時、それが激しいようだったら鎮痛剤はもらえるくらいなようだ。

乳ガンでしこりに痛みを覚えるのはまれだし、乳腺炎から移行するということもまずないと言われている。
断言できないとはいえ、しこりに痛みがあるときはひとまず安心していただきたい、そう言ってよいようだ。
医師

ただし、これだけは押さえておいて損しない二つのこと!

ただ、まれだとは言っても乳ガンと間違うようなしこりがあったり、痛みがあるとやっぱり気が気ではない。

そこで二つほど押さえておいて損ないことを列挙してみよう。

しこりというものでは共通なわけだから(乳腺症はしこりがない場合も多い)、この二つの病気(というか、乳腺症は病気ではない、と医者は言うけれど)は、何かどこかで共通の原因があるのではないだろうか?

ふつうの女性だったらそういう推測を絶対するはずだ。
私もいろいろ切羽詰まった気持ちになっていろいろ調べてみたけれど、“両者は間違われやすい”以外に関連性がないようだ。

上記の通り、乳腺症から乳ガンに変わることは滅多にないと言うし、ひとまず安心して良いと思う。
これをまず一つ目としてあらためて知っておいていただきたい。

もちろん乳腺症は生命に関わる病気などではないし、他方、乳ガンとなったらたとえ早期発見できたとしても場合によっては胸部全摘とか、あるいは転移しやすい進行性乳ガンなど、大変な場合もあったりする。

確かに痛みがあるかないか、私たちとしてはそれは大丈夫、と確認できるいわば唯一の手段といえるかも知れない。

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睡眠不足などによる過労、ストレスの蓄積に注意?

ただ、あくまでもこれは私自身の持論になるけれど、両者はひとつだけ共通点を持っているかも知れない。

乳腺症はストレスによるホルモンの分泌異常とか言われている。
乳ガンの原因として食生活の欧米化や、授乳経験や出産経験の有無が関係しているとも言う。

けれど、もちろん同じ経緯を持つ女性でもこういう病気とか症状にかからない人だって多い。

じゃあこういうことがなぜこうした病気を引き起こしてしまうのか?
私なりに考えてみた。
そして結論を出してみるとこうなる。

過労。
心身の疲れが積み重なり、それを発散することなく、体にずっとため込んできてしまった、その結果ではないだろうか?
医療の専門ではない、私の持論だけれど、これが二つ目になる。

過労による体調不良や悪化は人により出方も様々だけれど、元々体が丈夫で、過去には風邪一つひいたことのない様な女性が乳ガンや子宮ガンにかかったりするケースを私は見たことがある。
不安
その人一人を見ただけで、だからこうだ、というのは良くないかも知れない。
けれど、過労によるストレスなどが体の中に溜まり、大きな病気となって一気に出てきてしまう、それがこういうがんとか乳ガンなど、一つの典型ではないだろうか?

偏見かも知れないけれどそういう人は、過労とかストレスが溜まっていることに気づかない、気づいていても体力任せで乗り切ってしまおうとする人が多いように感じる。
なまじ見かけが丈夫そうで、寝不足でもけっこうピンピンしているように見えるのだ。

だがストレスなどは上手く発散しない限り消えずに残り続けていることだって多いはずだ。
そして中でも睡眠というのは大変大きな免疫力や解毒作用、そしてストレスの発散を支えてくれる、大切な生活行為になる。

睡眠を削った生活に慣れてしまい、それで過労やストレスがさらに悪化、慢性化。
それが乳ガンとか乳腺症という形になって現れるのではないだろうか?

日本人は世界で最も睡眠時間の短い国民と言われている。
あくまでも自分の周囲を見た限りの、医療の素人の感想になるけれど、自分的にはどうしてもここに根本的な原因が隠れているように思えてならない。

しこりに痛みあるなら今は大丈夫だが、その先はどうなるのか?

フリーアナウンサーの小林麻央さんが34歳の若さで乳ガンで亡くなった。
その前には、元プロレスラーの北斗晶さんが同じくかかり、早期発見できたとは言え右胸部を全摘するという大変な手術を受けている。

痛みのあるしこりだからと言って、確かにそれは乳腺症にすぎない、と言えるかも知れない。

でも、乳腺症とはいえ、そういう症状を自覚する女性はストレスを持ちやすいとも言われている。

小林麻央さんも、北斗晶さんも家族のためにと過労やストレスにむち打ってがんばってきたことも多いだろう。

だとすれば、しこりに痛みがあることを自覚した女性は、確かにすぐに乳ガンと言う診断は受けないかも知れないが、今後その引き金となったストレス、過労をどうやって解消できるのか?
それを一番重視しなくてはならないのかも知れない。

私はともかくまず、十分に睡眠を取ることが大切だと思う。
体の丈夫な人は勢い徹夜したり、ちょっとやそっとの眠気を体力で乗り切ってしまおうとするものだ。

一時的ならともかく、加齢に従ってそういうムリが体に溜まってこないとも限らないはずなのだ。

だから幸い乳ガンでなく、そういうしこりに痛みを覚えたとしても、まず自分の生活習慣を見直すこと。
そしてあらためるところはあらためるべきにちがいない。

村松亜耶

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