デキ婚する女はだらしない特徴丸出し?イメージ悪そうだけれどそれでも授かりたい場合が
正式に結婚する前に妊娠するデキ婚、それがすでに4組のカップルの内1組。
正直そんなことをする女はだらしない特徴が満載。
それが世間の常識だ。
デキ婚は男も女も周囲の迷惑や事情を考えずに、ひたすら自分たちの欲望のままになる特徴から、そういうマイナスイメージが出て来る。
そういう結婚をする人たちはだらしない、不誠実で計画性のない性格ばかりが全面に立ってしまうものだ。
ただ、欲望だけが最優先するので、勢いデキ婚をしやすいのは20代あるいは10代に集中していると言えるのだが、実のところ私たち30代の女もこうした結婚の仕方をしている人たちもいる。
全体の約1割というが、この数字を大きいとみるか小さいとみるか?
すごく微妙だ。
30代の女がデキ婚をもくろむのは珍しくない?策略の特徴が満載か
30代の女性に限って言えば、20代、あるいは10代のような単なる体の欲望や情熱でそういうだらしない女と見られてしまうデキ婚をすることもある。
だがよく見てみると、そういう人の他には、一つの密かな目的を持ってデキ婚使用とする特徴を持つ場合もあるようだ。
その際には、だらしないとか無計画、というよりも逆に計画に長けている、という特徴になる。
たとえば相手の男性の子供を妊娠したという“既成事実”をこしらえ、それをタテにして相手の男性に結婚を迫るというものが一つ考えられるからだ。
もちろんこういう計画というか「ワナ」というべき行動、たとえば避妊具に針で穴を開けておいて行為に及ぶ、などの計画妊娠がその典型になるけれど、30代女性に限らずやろうとすれば20代の人たちだってやってしまうこともある。
だが私たち30代は、結婚相手を探してそれを「確保」することにももの凄くエネルギーを使う様になっている、という別な特徴がある。
そういうだらしないといわれる行為であっても、目当ての男性を何とか捕まえて話さないと考えた場合には確かに多発してもおかしくない行為ではないだろうか。
もちろんそのやり方、決して褒められるものではない。
デキ婚の“寿命は短い”。いくらでも不和になって離婚する原因が
それ以外にももちろん30代であってもやはり女は女。
好きな人ができればどうしても一緒になりたい、障害があったとしても何とか後戻りできないようにしたい、という衝動的な願望はもたげてくるものだ。
だがデキ婚するカップルの特徴、二人とも単に無計画でだらしないだけではない。
その後の経緯を考えれば絶対に幸せになれない要素がたっぷりあるはずだ。
その結果として最初に考えるのは、離婚率の異常な高さという現実を見るべきだ。
離婚率についてはひとまず次のような数字があがっている。
まず「普通」の結婚の場合には大まかに「お見合い」と「恋愛」による結婚のパターンがある。
お見合い結婚の離婚率が10%、それに対して恋愛結婚の場合には4倍の40%に跳ね上がることが知られている。
これがデキ婚の場合どうなるかというと、驚くことにすでに結婚5年目にして80%ものカップルが離婚しているというのだ。
これが10年後、20年ごとなれば限りなく100%に迫る数字になるのは言うまでもない。
それを考えればいわば『結婚生活を維持できない結婚の方法』、といえるかも知れない。
女の方で計画的に結婚前に妊娠に成功したとしても、幸せなのは結婚したほんの一時の間だけになる。
こんなとんでもない特徴があるのがデキ婚なのだ。
30代になって結婚を焦る気持ちも痛いほど分かるけれど、世間が「だらしないからやめた方が良い」というのは大変にありがたい忠告でもある。
これは私たちの年齢でも基本的に何ら変わりないはずだ。
30代になると特殊な事情も出る場合が増える?
ただ、もちろんそれでも特別な事情があるためにやむを得ずデキ婚を決意する女性もあるだろう。
私たちアラサーや30代のこととして話を続ければ、一つには出産適齢期が限界に来ている、という大きな特徴がある。
心配事と言って良いだろう。
よく言われるのが、女が安全に出産できる年齢は34歳までだと言われている。
だからこの年齢ギリギリに良い人に出会えた場合、確かにだらしないという非難の声を浴びやすいことになるけれど、お互いの仕事の都合とか手続きなどが何らかの事情で滞ってしまっていたりした場合、あえて先に子供を作っておく、というのも一つの対策となるかもしれない。
また、特に私たち30代女性だと、それなりに仕事を継続してキャリアを積んでいる人も少なくないが、結婚して妊娠したりすることで、そのキャリアが中断されてしまう場合だってある。
それを回避するために先に子供を作ってしまおうとする、要するにカップルが二人ともに承知の上で結婚前に先に子供を作ることを目指す人もないことはない。
こういう場合を普通のデキ婚のようにだらしない、と一概に決めつけて良いかどうかだ。
結婚生活をナメてはいけない?ある既婚女性の忠告とは
だがどんなに二人の間で合意し、計画的に考えてみたデキ婚であろうと、それでもやっぱり避けるべきだという声はある。
その一人が私の知人で既婚の主婦だ。
彼女の言うには、どんなに合意の上だろうと、また双方の親が承諾していようと、結婚前は家庭生活について何も分からないはず。
それなのに先走って子供と産もうとすると、結婚して家庭生活に入った後で様々に気づくことがある。
それが時にはすぐ離婚する理由にすらなる場合だってあるし、またそこまで行かなくとも家庭生活に入る前まではお互いに「何も知らなかった」ことだっていくらでもある、というのだ。
そうなったとき、子供がすでに生まれてきてしまったとしたら夫婦の当事者だけではない、その子供にも将来にわたって大変な負い目や苦労をしょわされることとなる。
子供にしてみれば親のだらしないデキ婚で、自分たちだけが独りよがりに後悔しているようなものになる。
「こんな結婚しなければ良かった」などという言葉で、二人の親の間だけで片付けて欲しくはないはずなのだ。
結婚を急ぐ30代でも絶対焦らないこと!あくまでトラップなど考えず誠実に
30代の女性になると、好きな男性に対していろいろなトラップを考える人もいるだろうし、安全日だと偽ってわざと妊娠しやすい日にお泊まりに誘ったり、避妊具に細工したりする方法にも目がくらむ人もいるはずだ。
だがそういう一連のトラップを持つ特徴、長い目で見れば絶対損なことだし、仮にそうやって結婚できたとしても策略にはめたに過ぎない。
どちらにとっても絶対禍根は残るはずだ。
だからあえて同じ年齢の女の一人として語りたいのだけれど、デキ婚は基本どんな場合であっても避けた方が良い。
だらしないなどという特徴以前に、お互いが不幸になる、そして生まれた子供も親が離婚して片親の憂き目を見る確率が非常に高いからだ。
将来を見据えればあくまでもやっぱり誠実に相手に対すること。
これ以外に一番良い方法はない。
婚活市場、30代やアラサーの方たちにとっては本当に厳しいけれど、そういう誘惑にめげずにしっかりと将来を見据えてがんばっていただきたい。
栗本はるか