略奪愛に成功してもその後はどうなる?自分の気持ちをどうしても抑えられない人へ!
略奪愛というのは、実は思ったより簡単だという女性も多い。
そして成功、自分の思いを遂げる。
だがその後は大なり小なり人生がデコボコしてしまうようだ。
酷いケースになると略奪愛で成功し、いったん他の女性の彼氏を奪い取ったはよいが(!)、今度はその彼氏が別な女性に入れあげてしまった、などなど。
その後のことを考えれば、そういうふうに結局自分が被害者になるケースが起こりやすい、そういう言い方ができるようだ。
略奪する、される、という行為に慣れてしまうというのだろうか、一体自分が当事者になった場合にはどうすれば良いのだろうか?
略奪愛はスリルがある?でも成功の満足感は一時だけ!
好きな人ができたけれど、実は片思い。すでにその男性にはしっかり恋愛関係になっている女性がいる。
そういう時に仕掛け、強引に他人の彼氏を自分の物にする略奪愛というのは、一見恋愛のゲームみたいなもの。
そこには確かに大好きな人でありながらそれまで手が届かなかった、悔しい思いをし続けていた男性を自分の物にできたという成功への満足感があることだろう。
だがはっきり言えばその後のことを考えると、あくまでもその満足感は一時的な物、と言うしか無い。
略奪の仕方について:以外と「あるある」「簡単」だと思えるかも?
その秘訣をざっと並べれば、要するに略奪愛をどうやれば成功させる事ができるのか?
というと、その回答は
「今付き合っている彼女よりも、自分の方が恋人として、または結婚相手としてよりふさわしい、その男性に思い焦がれさせること」
となる。
そのためにはいろいろなアプローチがある。
三つほど挙げてみよう。
①.今の彼女、つまり彼と対等の「恋愛関係」になっている女性よりも彼のことについて思いやりを持ったり優しくする(ように思わせる)。
②.外見も彼の好みになるようになることを心がける。
(できれば彼氏本人に好みを聞けたら聞いてみてもよい)
③.それでいてあくまでも恋人“未満”を通すこと。
自分という女は今の彼女がいる限り、決して踏み入れてはならないと思わせておく。
だが、ある一定以上の欲求を彼が求めてくるならばしっかりと彼氏に覚悟を認識させ、その後受け入れていく。
恋愛関係にいる男女というのは、お互いから愛情を求め合っている。
でも、そういう欲求があることが原因で、求めすぎてギクシャクしていたり、お互いちょっと物足りないと感じる場合も多い。
その点恋人“未満”だったら、そういう欲求がこちらにまだ湧いていない分、その男性に対して恋人の彼女よりも優しく接することだってできてくる。
そういう二人の間のわだかまりや倦怠期、そして愛情の渇望を狙っていくのが略奪愛成功への常道になる。
でも考えてみればこういう内容、しっかり好きな男性の様子をきちんと見つめ続けていればそれとなく分かるはずだ。
特にその彼氏と恋愛関係になかったとしても、親しい友達のような関係になっていればすごくやりやすいと思うのではないだろうか?
でもその後のことを考えれば、やっぱり手放しではおすすめするわけにはいかないことになる。
因果応報も?決して不安が消えない不幸なその後も
しかしながらこの略奪愛、成功への入り口の「敷居」はそういうふうに低くはなるけれど、いったん成功したらした、その後あるいは結婚までいけたとしても、なかなか最初に自分で思い描いていた彼氏との幸せな関係、生活にはたどり着けないことも多いはずなのだ。
一つには奪い奪われる、という略奪愛はそういう気持ちの移り変わりをパートナーの方で抱いてしまったり、また元々男性の方が浮気体質だったりする場合も否定できない。
そういう時にはいったん自分の元にその男性が収まったとしても、また再び別な女性に目移りしていく可能性だってある。
すでに結婚しているとすればその時の代償、大変大きなものになってくる。
もう一つは周囲からの避難や冷たい視線。
あってはならないことだけれど、職場などでやっぱり複数の男女が同じ勤務先にいるときには得てしてそういう略奪愛や浮気、二股が話題になるものだけれど、たとえそういう中で同じ同僚同士の彼氏を自分が奪うことに成功しても、その後は非常にその場に居づらいはずだ。
そのような逆風にあくまで耐えられる、という鋼のような強い心の女性はなかなかいないはずで、たとえ
「自分はそんなこと全然つらいと思わない。彼氏さえ自分の物になるなら平気!」
と息巻いていても、そういう張り詰めた気持ちは長くは続かないものだ。
必ず後でほころびが出て来る。
女性の方がそうやって突っ張っていても、彼氏の方が今度は耐えられなくなったりするものだ。
あえてOL経験だったアラサーの私からこう断言しておきたいけれど、結局いたたまれなくなって両方かどちらかが勤務先を辞めることだって視野に入ることとなるだろう。
二人で覚悟の上だったら略奪愛もありうる?幸せを掴もうとする気持ちを大切に
ここまでよくあるパターンとして、略奪愛の成功法則、そしてその後の運命のような物までざっと語ってみた。
こうすると本当に略奪愛が本当にその後の人生全体から見て成功というのはまれになってくるかもしれない。
ただ、最後にお伝えしてみたいけれど、だからと言って略奪愛を全部否定しているわけではない。
こういう風にその後のことを考えていけば確かに大変な未来が待っているかも知れないけれど、それを乗り越えるだけの愛情、二人の関係ができあがっているのならば一つの方法になり得ると信じている。
お互い好きで結婚しても、その後の生活がいろいろな理由で破滅的な酷いものだった、などと言うケースはよく言われるものだ。
その理由は解決策はともかくとして、そういう場合、確かに略奪愛でもして、強引に別れて再婚した方がよい場合も出て来るだろう。
要はそういう未来をしっかりと自分たちで受け止める覚悟。
そしてその後も変な浮気心も出ないような相思相愛の関係にしたい、そしてそれが「絶対できる」と確信に近い気持ちがあれば、本当に成功できるのではないかと思う。
他人の彼氏というのは確かにすごく魅惑的に見える場合もあるかも知れない。
だが本気で行動を起こすときには、ぜひそこまでの覚悟を持つこと。
これをぜひお祈りしたい。
栗本はるか