彼女いらないという割合が高い!男性に実際になぜか聞いてみて知った意外なワケ
彼女いらない、と主張する男性の割合が今や4割近い。
女性も同じくらいの割合がある。
5人に二人は恋愛はイヤだ、ということになるだろうか。
でも表向きそういう風に言いながら、本心は本当に彼女いらないというワケではないはずなのだ。
実際にそう主張する男性に聞いてみたことがあった。
なぜそうも恋愛を嫌う割合が多いのか、その理解の助けになっていただければと思う。
彼女いらないと主張する彼は自称「恋愛ベタ」
実際に平成26年度、内閣府が発表した<恋人との交際>でも明らかになっているが、男女ともに20~30代飲み婚女性の意識調査をしてみると、男性は39.7%、女性は39.1%と言う高い数値だ。
女性も加わってなぜこうも彼女いらない、という割合が高いのか、私たちのように彼氏がほしくていつも探しまくっているような婚活女子にはちょっと理解しかねるが、以前勤めていた会社の同僚男性に聞くと何となく納得できる。
その同僚で独身の男性の話では
「俺は恋愛って下手だろうし経験ない。上手なやつと張り合ったら必ず負けるに決まってるし」
というホンネを正直に語っていた。
他にも女性との恋愛を嫌っている男性もいたことはいたが、こちらはどうやら女より男の方が好みだったようで、コレはコレで別な問題だった。笑
だがそれはさておき、確かに恋愛や女性の扱いが上手い下手というのはある。
女性でもそれは言えるし、恋愛をするとなるとあるレベル以上の男性を狙うのはほぼ常識的な判断だ。
だとすれば恋愛が下手だから上手いやつにかなわない、というのは覇気に欠けるという一面もあるかも知れないけれど、ある意味確かに納得できる理由になるのではないだろうか?
恋愛できなくても結婚はできる?
そしてよく考えれば、恋愛したことがない人でも結婚は確かにできるし、逆に結婚する前に彼女いらない、という態度をとるのも、自分の女性に対する潔白を示す裏付けにもなるだろう。
つまり恋愛の相手と必ずしも結婚するわけではない。
そして別な相手と結婚した場合、その前に別な女性と恋愛関係にあったとすれば後々夫婦の間で悶着が出てくる原因にもなりかねない。
世の中では多くの恋愛ドラマや恋愛映画があるし、その中であこがれのカップルが恋愛劇を見せている。
そういう様子を見て確かに胸躍る女性は多いだろうけれど、もちろん現実を見れば全員がそう言う甘い恋をできるわけではない。
それどころかごくごく限られたものに過ぎない
恋愛はおそらく誰でもしたいだろうけれど、現実という壁があるということだ。
その現実を見るからこそ、彼氏いらない、彼女いらない、という割合がこれだけ高くなるといえるだろう。
ただそれでも朗報はある。
さっきの元同僚男性のコメントが実はまだ続きがある。
「確かに彼女いらないとは思うけれど、だからといって結婚を諦めているワケじゃないさ。年齢を考えれば確かに俺も結婚しなきゃならない年齢だから。でも別に恋愛できない人間だっていくらでも結婚しているし、俺の両親だって見合い結婚だ。
俺みたいに女のつきあいが下手な人によっちゃあ恋愛はかえってジャマだろ?」
確かに彼の言うとおりで、実際私の両親も恋愛結婚ではない。
そして恋愛結婚でなまじ結ばれる人というのは、すべてではないにせよ、あまりしっかり夫婦仲が固まっている人とは言えないようにすら言う人もいたりする。
それを考え合わせれば、むしろ確かに「彼女いらない」と主張する人たちにも道理があるようにも感じる。
一見恋愛が結婚に対して万能のコースだと思われていたりするのだが、 ある割合の男性や女性の中にはそうい宇方法だけが結婚の未知ではない、ということも暗黙裏にわかっているにちがいない。
彼女いらない、という男性は一見やせ我慢に見える女性も多いだろう。
でも目には見えないし、一見相手もいないように見えるけれども、恋愛という形を大きく見た場合、そういう割合をつくっている男性たちもその仲間になっているにちがいない。
林 信江