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婚活女性が身の程知らずだというのは褒め言葉?自分の理想はやっぱり大切に!

婚活女性が身の程知らずだというのは褒め言葉?自分の理想はやっぱり大切に!

一人の婚活女性として、よく私たちが身の程知らずだと言われて心に突き刺さることがある。

私自身、自分のスペックをわきまえている婚活女性のつもりだけれど、それでも身の程知らずだと親に言われる。

確かに婚活女性にもいろいろな人がいる。
そしてそれぞれに理想とする男性のイメージを持つ。

でも誤解されるのを承知で言うと、身の程知らずと言われようと私は自分のスタンスを変えずに理想の人を求めるべきだと思う。

なぜか?
その理由は、理想というものをどう考えていくべきかがポイントになる。
それを語ってみたい。

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年齢が行くほど婚活女性が身の程知らず・高望みになる?

確かに私たち30代女性、あるいはそれ以上の年齢になる婚活女性というのは、20代の頃より高望みになってきているようにも思う。

相手の男性に求める年収は600万円以上。
これがもっとも典型的な高望みの条件だろう。

でも、こんな年収を維持できている男性は、既婚者も含めて男性全体のわずか6%足らず。
どう考えても行き当たるはずがない。

探そうとする方が身の程知らずなのだ。

でも、社会で働いている婚活女性にしてみれば、
「今の私の年収程度でこのくらい生活が厳しい。
同じ程度の暮らし向きもイヤだから、結婚相手の男性にはもっと多くの年収を求めて、もう少し楽な生活を夢見たい」
という人情がわいてくるのだ。
 ハート

年収の実態よりも年齢の直視をしないのが痛い?

でも、多くの婚活女性は相手の男性にそんな高い年収を求めるのはわかっている。
わかってながらやめられないのだ。

だからそれを身の程知らずだといわれるのは受け入れるしかない。

年収の条件と良く言われる男性への条件は他にもある。
注釈もつけて列挙すれば次の通りだ。

・身長
170㎝以上のこと。

・普通以上のルックス
イケメンレベルをさす。

・学歴
大卒以上になる。

・長男ではない
要するに親との同居がない。姑などゴメンだ。

・自分と年齢差がプラマイ5歳以内
差がありすぎると老後が面倒、ということ。

・専業主婦
共働きはキツい。仕事したくない。

・婚歴なし
離婚歴などあったり、子連れはゴメンこうむる。

中にはそれなりに納得できる条件もあるけれど、年収の条件と掛け合わせればさらに絞られる。

けれど、他にもちょっと気づきにくくて、自分の足下を見ないために身の程知らずの深みにはまるポイントがある。
それを次に語ってみよう。

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アラサー、アラフォーの婚活女性という時点ですでに身の程知らず?

今上に並べてみたものはすべて女性から男性に求める条件になる。

ということは、多くの女性がまだ見落としている点がある。
それが男性側から女性に突きつける条件だ。

その一つが年齢になる。

だから30代、40代の婚活女性は、これらに加えて、さらに次の条件も男性に求めなくてはならない。

「私たち30代40代の女性しか求めない男性であること。
言い換えれば自分たちより若い、20代の女性を求めようとしないこと」。
でもはっきり言って、そういう男性、果たしてこの世にいるだろうか?

現実を直視して断言してしまうと、男性はより若い女性を求める。
それを考えれば、まずいない。
あえてそう考える男性ばかりを探そうとすれば、それこそ身の程知らずだろう。

だから例えば、上に上げた複数の条件を満たす男性と万一出会えたとしても、その男性がアラサーやアラフォーの婚活女性になびくかどうか?
間違いなく悲観的な答えしか見えてこない。

だからそういう年齢の言った女性たちを結婚相手として求めようとするのは、よほど特殊な興味とか都合がある場合に限る。
例えば女優とか有名人、タレントなどの女性が該当するかも知れない。
少なくとも一般的だといえるようなものではない。

ここまで考えて見えてくるのは、私自身余り考えたくはないけれど、
「同じ婚活女性でも、年齢がかさんでくるほどに身の程知らず」
といえるかも知れない。
どうやっても若い女性にかなわないからだ。

現実を受け入れながら、それでも理想を求める方法がある?

というわけで、現実の婚活の実態、本当に直視するほどに悲観的になってしまう。
私だけではない、多くのアラサー以上の婚活女性がそうではないだろうか?

その中で日々努力して婚活をがんばっているのは、本当に茨の道のようなものでもある。

だが、失敗続きの婚活女性の端くれとして、いろいろと気づかされることがその失敗の中で感じられるようになっている。
それが最近の私だ。

何を気づかされたのか?
そもそも私自身、世間の冷ややかな目を無視してがんばって婚活を続けてきている。

無視と言うよりは甘んじて受け入れてきたという感じだった。

でも、そんな私たちが身の程知らずと言われるのは確かに理由もある。
それがここまで語ってきた、現実と理想とのギャップだ。

そのギャップ自体をあえて見ないようにしていたからこそ、上手く行かなかったとも言えるのではないだろうか?
見てもしょうが無い、自分の年齢など直しようがないからだ。
でもその結果として、婚活が上手く行かない原因までを無視していた可能性がある。
星空
しかしながら、もしも仮にそういう出会いの現実と、年齢などに代表される自分の限界を直視して認めながら、その上でなお理想を求める婚活があったらいかがだろうか?

それが私たちにとって最も良いことではないだろうか?

物質よりも心を重視した婚活ならどう?

そのような方法が一体あるのか?
一つだけあるようだ。

年収とか年齢の若さなどもそうだけれど、そういう物質を追いかけると際限ない。
そしていくらでも限界に突き当たってしまう。

そこで発想の転換をしてみてはいかがだろうか?

そもそも結婚というのは何なのか?
確かに男女が一つ屋根で暮らして家庭を営んでいくことに変わりないけれど、私たち婚活女性にとって、絶えず頭を悩ませて巡らせているのはどうしてもそういう現実的な条件のありように限ってしまう。

そこでいったん、そういう目に見える物質とか現実から離れてみるのだ。
つまり夫婦というのは単に現実に一緒に暮らしているだけではない。
その生活の中で心も強くて大きな絆が必ずできるものだ。

私たちは婚活で、その心の絆の部分を見落としていないだろうか?
そして心の結びつきに重点を置いた時、出会う男性に求める現実の条件も変わってきたりするのではないだろうか?

もちろん条件が“軟化”することが十分に考えられる。

私もいろいろ自分でも頭を巡らして考えてみた。
それがこうした心の結びつきになる。

心の問題だったらよほどのことが無い限り、相手の男性に求める心のレベルも自分と同程度。
身の程知らずといくらいわれても痛くない。
むしろ褒め言葉ではないだろうか?
そしてそこに理想を求めれば、それこそ大切にすべきではないだろうか?

あくまでも“試論”みたいなレベルになってしまうので申し訳ないけれど、けれどそれが同時に今の行き詰まった婚活の有り様を打開する突破口ともなり得るかも知れない。

同じ婚活でがんばっている方々に何かヒントになればと願いたい。

林 信江 

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