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高望みな女が婚活するとわんさか出て来る不条理さ?どうしても直せない時には

高望みな女が婚活するとわんさか出て来る不条理さ?どうしても直せない時には

アラサー女でいまだ婚活は辛い。
高望みといわれることに耐えがたいし、自分では全然高望みしている女とは思わない人も多い。
でも、そんな女性に限っていつの間にか婚活で高望みしているといわれるようになっている。

そして確かに、私自身アラサー婚活中の一人として他の人を見ると、相当な不条理さがわんさかのようだ。

しかも女に特有の性質が、そういう不条理さの裏にあるように思えてならない。
だから直せないのかも知れないし、それ以前に自分で不条理さに気づかないことだって多いようだ。

それは何だろうか、そしてやっぱりどうしても直しようがないのだろうか?

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婚活で相手の条件に年収をからめる女は高望みの典型?

婚活で、結婚相手を求めると絶対に男性への条件として出て来るのが年収。
高望みでなくとも女だったら一番関心もあり心配もする。

だが、よくよく考えれば、この女に特有の条件付け自体が、高望みの根源になっているのではないだろうか?

というのも、今の世の中は私たちから望まれている年収額をクリアしていない男性婚活者が圧倒的多数だからだ。
よくネットなどで情報を見かけるけれど、ごく大まかに言えば、男性に求める年収額の希望は現在400万〜500万円が最も多い。
ところが実際、その金額を稼ぎ出している適齢期の男性は20代で15%そこそこ、30代でも40%に届かない。

アラサー婚活女の一人として、私もこの事実は知っているつもりだ。
でも、結局理想に近い方、つまり少しでも高い年収額を望みたい。
私たちの夢でもある。
そこを突かれて高望みというレッテル貼りがまずされるようだ。

だが、年収自体を追いかけるのは良いとしても、婚活であまり声高に「最低でも年収いくらを希望します」とたたみかけるのは良くないようだ。

男性もこの厳しい給与所得の世の中で、苦悩しながら生きている。
実際、女と同様に男だっていくらでも結婚相手を探している。
けれど、むしろ独身者が男の方に多いのはちょっとでも婚活に手を染めれば誰だって知っている。

男の独身者が多い理由の一つは、結婚しても妻子を養っていける自身が持てないほど低い年収しかないこと、それがあるのは間違いないからだ。
女性

年収に目がくらむ婚活女に男は全然魅力を感じない?

私もよく高望みな女だといわれたりするけれど、いつの間にかそういう年収への願望を強調している、そんな自分で気づいていない落とし穴にはまっていた。
最近やっと気づいている。

ごく当然なことかも知れないけれど、「年収がいくらより上でないとイヤ」、という女のどこに男性が好意や関心を持つだろうか?

要するに婚活で出会う男性をお金でしか見ていないということだ。
そういう女性に魅力を感じるわけがない。

高望みになってしまうと、男性へ突きつける条件もいろいろある。
そうディスられている私の目からしても納得するしかない部分も多い。

もちろんそういう批判、女としていくらでも反論はある。
そもそもしっかりした年収がない限り、家庭や将来への安心は保証が出来ない。
まず第一に家庭の安定を考えたいからだ。

でも、悲しいことにそういう現実ばかりを追いかける婚活中の人には、どうしても眼中に男性がいない。
そしてお金ばかりを見ようとする。

家庭の愛情とか、結婚することの意味を掛け違えているような、そんな不条理にはまり込んでいる人も多くいる。

こういう私自身、絶対に安全な立場にいるわけでなく、やっぱりそういう心配はしてしまうのだ。
本当に難しい。

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高望みはやめられる?それとも別な道がある?

でも結局、婚活でお金の条件を突きつけていく限り、ほぼ間違いなく高望みだというそしりはついて回るに違いない。

身内の独身男性にちょっと聞いたことがあるけれど、婚活パーティーでもちょっとよさげだと思って話し込んでみた女性がいたとする。
でもその彼女と話している内にどうしても年収の話が見え隠れするというのだ。

その彼女も男の方でお金の話を嫌がるのは知っていて、自分でも上手く隠しながら話そうとしていたようだったけれど、収入にからむ話題になるとその都度表情が一喜一憂。
それでボロを出してきた、その後は彼女にげんなりしてもうそれっきりだったと語っている。

収入の話は、男性のプライドをいじくるようなものだから、とも彼は話してくれた。
それをうっかり口を滑らし、変に彼らのプライドを傷つけてしまうからよけい高望みと思われてしまうのではないだろうか?

だからもしも婚活で上手く行きたい、と願うならばまずお金のことはタブー視。
話題からできる限り外しておくしかない。

それがどうしてもダメなら、全く別な出会い方を模索するしかないだろう。
結婚

親にさえ年齢で高望みと言われることも

でも、個人的な話として辛いのは、とりわけ自分の親の目からみれば女でいまだ相手探しの婚活中、というだけで贅沢言いすぎだ、とボロボロに言われてしまうことだってある。

要するに私の年齢そのものがすでに高望みのなれの果てだ、などと言わんばかりだ。
でも、そんな年齢をあげつらってこられてもどうしようもない。

けれど、私だけでなく大勢の婚活中の女性たちが同じように苦しんでいるとすれば、何か突破口が無いわけでもない。
3人そろえば文殊の知恵みたいなもので、そんな気持ちも湧くのではないだろうか?

そもそも今主流になっている婚活サイトなど、成婚率が高いことをうたっているところもあるけれど、結局どこかで空回りしている。
だからこういう風に未婚者が増加の一途をたどっているわけだ。

だとすれば、今の婚活のあり方を大きな視点で見直し、しっかりとした出会いを模索していけるシステムを作る、そういう可能性だってまだ残されていると言えるのではないだろうか?

まずはそういうことを前向きに考えて行くこと。
そこからが高望みといわれなくなる第一歩になるに違いない。

栗本はるか

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