温活の効果がでるのはどのくらい先?様々に体を良くしてくれるそのやり方とは

温活の効果がでるのはどのくらい先?様々に体を良くしてくれるそのやり方とは

温活というのは、要するに体を温めること。
その効果がでるのはどのくらい待たなくてはならないのか、やり方は難しいのかどうなのか?
ちょっと気になるかも知れない。

だが温活とは健康、美容そしてダイエット、すべてに役立てようとするすごい方法だ。
それだけに温活の効果がでるのは多少の期間も努力も必要になる。
だが難しく考えることは無く、一番単純に一つのことを心がけていけば良い。

それは一体何だろうか?

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なぜ温活は必要なのか?迫り来る低体温の心配

温活というのがなぜ必要になるのか?
その前にぜひこのことを考える必要がある。
なぜかと言えば、温活のやり方で一番効果がでるのはこの理由と密接につながりがあるためだ。

それは今の私たちが、非常に低体温になってしまっているからだ。
だから温活によってこの低体温を何とかして引き上げ、正常な体温に戻す、またはそれ以上の体温を目指すようにする必要がある。

低体温がなぜいけないのか?

それは、体温が低いままだと様々に健康障害が起こってしまうことによる。
冷えや肌荒れなどの美容はもちろん、肥満や便秘などもこの低体温が原因になるし、さらにはアレルギー症状や精神疾患、そしてがんになる可能性も大きくなってしまう。

もう少し具体的に言うと、人間の体が正常に働くためには、36.5度以上、36.9度かあるいは37度くらいまでの間の体温がよいと言われている。

36℃以下を普通低体温と言われているが、これがさらに35.5度まで下がると便秘や自律神経のバランスが崩れやすく、アトピーなどのアレルギー症状も出て来る。

さらに35度になるとがんが最も増殖しやすくなる体温だ。

低体温というのはこれだけ怖いのだ。
体温計

温活で効果がでるのは低体温の人ほど顕著?なぜ低体温なのか

だから温活で一番効果がでるのはやはりそれだけ普段体温が低い人ほど、ということが言えるだろう。

その方法は入浴のように人間を外から温める方法、そして運動などのように体の中から温める方法があるわけだが、体温をアップさせる中から温める方法が一番やりやすく、一番健康に良いと思われるのだ。

その温活の実際的な方法をお伝えする前に、なぜそんな低体温に多くの人がなってしまっているのか?
これも合わせて考えると良い。
その理由もまた、これらの具体的な方法と密接にリンクしているためだ。

それは一にも二にも今の私たちが運動不足だということ。
それによって自分の体の中から体温をつくれなくなってしまっているからだ。

便利な時代になったお陰で、私たちは体を動かす必要が昔よりもはるかに無くなっている。

ビルとなればエレベーターやエスカレーター、地下鉄ではそれに加えて動く歩道、そして特に大都市などでは交通網が網羅され、車や鉄道を使ってわずかな距離でさえも歩く必要がなくなっている。

しかも仕事さえも合理化し、一日中据わりっぱなしになってパソコンの液晶画面を見続ける毎日だ。
これで体を動かす方がむしろムリだ、という話になってくるだろう。

そんな生活を続けて運動不足に陥ることで、私たちの体は昔よりも筋肉が落ちている。
人間の体温は3割4割が筋肉で造られるから、それが少なくなることで体温も維持的無くなってしまうのだ。

がんになかかる人の割合が年々上昇しているのは、他にも原因があるかも知れないが、その大元をたどっていけば間違いなくこの運動不足に至ることだろう。

よって一番効果がでるのは運動不足の解消。
これにつきるはずなのだ。

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温活に適切な運動を選んでそれを継続すること!歩くことが基本!

だから温活を進めるに当たって、一番というかただ一つのことに着目しなくてはならないことと言えば、この運動不足の解消。
そしてそれによって筋肉を発達させること。
これにつきることとなる。

他にも温活の方法として効果的なものはあるけれど、一番私たち現代人にとって急務なのはやっぱりこの運動不足に寄るところが大きいはずだ。

そこで運動として一番顕著に効果がでるのは何と言っても下半身を鍛える動作になる。

もっと端的に言えば歩くこと。ウォーキングとなる。
私たちがたとえば50年前の日本人と比較して何が一番減ったかといえば歩く習慣に他ならない。
これは上で述べているとおりだ。

だから当然の帰結として、毎日決まった時間の長さをウォーキングすること。
これを心がけると良い。
難しく考えることは無いけれど、1日最低30分から1時間のウォーキングをぜひおすすめしたい。
その理由は、歩く動作を20分続けることで脂肪の燃焼が始まるため、ダイエットにもよいからだ。

もちろんウォーキングのメリットは他にもたくさんある。
まず脳の働きが活性化し、思考が円滑になる。
そしてビタミンDも生成され、カルシウムの吸収を助けるから骨粗しょう症の予防にもなる。

さらに日光に当たることで体内に精神を安定させてリラックスさせてくれるセロトニンというホルモンの分泌も促すのだ。
実際うつ病の患者は日光や人工光に当たることで症状を治療している。

また、人間の体の筋肉は、その7割もの割合が下半身に集中している。
このことから上の通りウォーキングは理想的でもある、誰にでも出来る運動だ。

また、同じ理由でスクワットもおすすめになる。
1日20回程度、毎日スクワットを続けることをぜひおすすめしたい。

白湯を飲んで即効で体を温めよう!

ただ、こういう筋肉を鍛えて温活をするとなると、その効果がでるのは筋肉の発達を待つしか無い。
そのためにはどうしても短くて1ヶ月、長ければ3ヶ月くらいを見なくてはならない。

それも大切なことになるが、そうなるすぐに効果がでるのは難しい。
逆にもっと短期間に効果が期待できて、確実に体に良い事がある。

それが白湯、つまり“湯冷まし”を飲むことだ。
白湯は単に水を沸騰させて飲める程度に冷ましたものに過ぎないけれど、3000年前のインドの医学書「アールユベーダ」に書かれているほどに太古から優れた健康飲料として知られている。
医師
他の飲み物と違って胃腸の負担にならないし、食前に飲むことで空腹感を押さえることが出来るから、ダイエットにも良い。
しかも直接に胃腸を温めてくれるので消化器官の働きも促し、体の中から入浴させているような効果になる。

そして腸を温めることで腸内環境も改善出来る。
実はこれが大変重要で、様々な病原菌やウイルス、果てはがんなどの病気にかかることを防ぐ免疫機能の7割が腸内でつくられる。

だから腸内環境を整えることは健康に非常に役立つのだ。

実際、白湯なら効果がでるのは早ければ1週間で変わってくる。
もちろんウォーキングやストレッチも大切な運動になるので、併せて継続していくと良いだろう。

体と向き合う限り、温活は大切に

最後になるが、そういうわけで運動と白湯の二つ。
これら誰でも手軽に出来るし、お金も多くかからないから誰にでもお勧めできる方法だ。

もちろん他にも入浴やヨガ、ストレッチなどの運動、そして何より体を温める食材、たとえばショウガやタマネギ、カボチャやニンジン、納豆などの大豆食品を始め魚を食べることもおすすめだ。

そして一番大切になるのは、これらの温活はある期間に絞ってのみ行うのではないということを覚えておいていただきたい。

体を維持して生きている限り、体温の低下とは常に向き合って、改善していくと同時に維持することも大切になるからだ。
言ってみれば婚活の努力は一生のもの。

このことが一番大切になるはずだし、そういう長期的な考え方をぜひ心がけていただきたい。
そのためにも毎日ムリのない温活を進めていくのが一番良いことにちがいない。

村松亜耶

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