木村拓哉に裏切り、最低の声が消えるのがまた遠くなった?なぜ打ち上げにも来なかったのか
木村拓哉さんがまた苦境に立つような出来事が、SMAP解散当日に起こっているようだ。
今後場合によっては今まで以上に裏切りとか最低というレッテル貼り。
消えるどころか激しくなるのかも知れない。
彼らが出場辞退した紅白歌合戦と同じ12月31日、SMAP解散当日の夜にメンバーだけで集まった港区の焼き肉料理店での打ち上げに、誘われたにもかかわらず一人だけ辞退したという木村拓哉さん。
いったい何があったのだろうか?
世間の声の中には、メンバーの中で一人だけ結婚して子供もいる彼のことだから、家族と一緒に大晦日を過ごすことを優先したにちがいないし、だとすれば当然のことだ、ともいわれている。
だがそれでも自分的には腑に落ちないことがある。
こうしたことを語ってみたい。
森且行さんが誘っていた?
SMAPファンの間でも、中居さんが絶対誘っていたにちがいない、という声が多いし、実際には元SMAPメンバーだった森且行さんまで参加している。
そして当の森さんが木村さんに誘いを掛けた、ということもいわれているようだ。
なぜ木村拓哉さんが打ち上げに来なかったのか、そしてまた裏切り、という彼への避難の声、消えることはないのだろうか?
その前に、本当に打ち上げの誘いは木村拓哉さんにあったのかどうか、という疑問がある。
確かに今では元SMAPメンバーの内、木村拓哉さんと他の4人のメンバーとの間には大きな溝ができてしまっていることは誰でも知っているくらいの情報になっている。
SMAPが解散騒動を起こした当初、木村拓哉さん一人だけがジャニーズ事務所に残留する意志を早々と決めていたし、その結果として裏切りもの、最低呼ばわりする声がファンの間からも上がった。
そしてその声は消えることなくSMAP解散の今に至るまで続いてきている。
もちろん4人の他のメンバーにとってもそういうメディア、そしてファンたちの思いと同じ気持ちだったことだろう。
だが少なくとも中居正広さん一人を考えて見たとしても、彼が木村拓哉さん一人を最後の最後まで仲間はずれにするということは考えられない。
中居さん自身、そういうのはそれこそ最低の行為と信じていたにちがいない。
ただ、森且行さんが誘ったらしいという情報を聞くと、もしかしたら誘いを掛けられていた木村さんの方が躊躇していたのかも知れない。
森さんは96年にSMAPを引退して、早20年。
確かにそれまで同じメンバーとして木村さんたちと行動をともにしたとはいえ、大きなブランクがある。
だからあえてそういう森さんが木村さんに声を掛けた、ということ自体に私の中では違和感を覚えてしまうのだ。
この情報が本当だとしたら、なぜ中居さんなど、今の今まで同じメンバーで居続けた他の4人の誰かが直接誘わなかったのだろうか?
ここから見えてくるのは、それだけ木村さんと他の4人との溝が大きくなってしまっている。
もうなまじ親しく打ち上げするから、とか声を掛けられるような関係ではなくなっていたのかも知れない。
だから苦肉の策として、中居さんあたりが森さんに頼んで、木村さんを誘った形になったのかも知れない。
真相がどういうものなのか、もしかしたらだんだん分かってくるのかも知れないが、元々そういう芸能界のこと。
なまなかでは消える疑惑ではなさそうだ。
結婚しているのは森且行も同じ
そして木村拓哉さんは他の4人とは異なり、妻子持ち。
妻子との大晦日の家族団らんの方を優先したかった、だから裏切りという批判を承知でも打ち上げへの参加をためらった、とも考えられる。
こう考えると、木村拓哉さんが最低だという声に耐えていることは同情してよいだろう。
ただ、ここで考えなくてはならないことがある。
じゃあ同じく既婚、そして妻子持ちでもある森且行さんはどうなるのか?
森さんの場合、98年に一般女性と結婚した後、高校生の息子さんがいる。
彼の場合、子供がもう大きくなったからSMAP最後の宴(うたげ)にも割合自由に来れる、ということになるのだろうか?
それでも20年というブランクを押して彼は来てくれていた。
木村拓哉さんにはそういうことは当てはまらないのか?
いろいろ考えて、浮かんでは消える疑惑がうずまくのだ。
私自身はファンではないが、木村拓哉さんを裏切り者と言いたくなるファンの方たちの気持ちも分からないわけではない。
元々ジャニーズ事務所の中で傑出して人気があった彼だし、事務所の方からも特別扱いになっていたとも言われている。
事実メンバーの中で、SMAP脱退後、その引き替えのように結婚した森且行さんと異なり、メンバーに在籍しながら工藤静香さんとの結婚まで許されている。
当時のジャニーズ事務所の待遇としては相当破格のはずだ。
そういう経緯があるため、他の4人とは別種のパイプが事務所との間にできていたとも考えられるし、もっといえば今回の打ち上げの不参加は、そういう事務所との関係を木村さんの方で重く配慮した結果とも考えられるだろう。
ただ、SMAPファンの方たちにとっては、そういう木村拓哉さんであっても最後には大団円で迎えてほしかった、そういう気持ちは消えるわけがない。
最低でも最後の日には、5人が一緒に集まってほしかった、そういう思いであふれていたにちがいない。
そっとしておくことが今は正解か
木村拓哉さんが大晦日をどんな気持ちで迎えていたのか、家族団らんの中、元メンバーたちとのことを振り返ることがなかったのだろうか。
解散騒動が勃発した当初から、裏切りとか最低という声が続き、おそらく木村さん本人の心の中にも後味の悪い思いが消えることはなかったにちがいない。
公平に見れば、木村拓哉さん自身も相当やつれてしまった時があったし、その画像も残っている。
ファンやマスコミからの裏切り呼ばわりのためもあったかも知れないし、また他の4人のメンバーたちと事務所との板挟み、そしてまた工藤静香さんら妻子たちへの配慮も含めて大変な思いをしていたことだろう。
彼に対するマイナス評価、解散の打ち上げ不参加で消えるどころかまた燃料投下のような感もあるけれど、その真意がどこにあるのかは今後ソロ活動していく中で、彼自身が行動と回想の中で語っていくことだろう。
今は彼の中で一つの歴史が終わり、休息を必要としているのかも知れない。
そっとしておくのが一番良いにちがいない。
栗本はるか