ジャニーズ事務所とかSMAP解散とか、どうでもよい?騒ぎすぎという多くの意見の裏事情!
SMAP解散と、所属事務所であるジャニーズ事務所の関連記事が毎日引きも切らないで続いている。
だがジャニーズタレントやSMAPのファンでなかったら、どうでもよい、という気持ちになるのはある意味当然だし、私もどちらかと言えばマスコミの騒ぎすぎ、という気がしてならない。
ジャニーズ事務所と5人のメンバーの報道は、16年初めに勃発したSMAP解散、脱退の大きな騒動から始まって、その時以来過熱しているけれど、先の解散宣言と人気番組「スマスマ」の最終回を越えた今、確かにこれまであまり出てこなかった「どうでもよい」という世間の反応が浮き彫りになってきている。
その裏にはどんな事情が世間の人々の底流にあるのだろうか?
マスコミが流したがるのは宣伝効果のため?
一つには、ジャニーズ事務所の所属タレントファンでない方もよく知っての通り、同事務所がマスコミに大きな影響力を持っている、というのが半ば公然の秘密のようになっているためだろう。
その一方で、ジャニーズ事務所に所属というブランドはやっぱり特別に聞こえるかも知れない。
マスコミもそういう風潮をよく知っていて、同事務所のタレントに関する情報を発信することで多くのユーザーや視聴者の注目を得ることが期待できるはずだ。
大きな事務所の所属タレントだったら、本人の人気にも左右されるだろうけれど、それほどセンセーショナルではないような出来事であっても、かなり大々的に報道されたりする。
マスコミがそれに注目しないわけはない。
多くの視聴者、世間の人たちがこのことには同じ気持ちではないだろうか。
だから正直ファンにとっては彼らの記事を大きく扱ってくれた方が自分たちにとってはありがたいかも知れないが、ファンでなかったり、興味を持たない普通の人にとってはごくごくクールに状況判断しているはず。
だから別にジャニーズ事務所に限ったわけではないが、世の中には芸能界の出来事に特別興味を持たない人だって多い。
そういう人たちにとっては、SMAP解散というイベントも含めて、どうでもよいといと思っても不思議ではないだろう。
SMAP解散について、騒ぎすぎだという意見の裏側には「マスコミ離れ」?
SMAPのファンだったら、ジャニーズ事務所との軋轢など様々にマスコミで取り上げている記事内容には確かに気になってしょうがないかも知れない。
SMAP解散についてはとりわけ、これから先5人そろったシーンが見られない、それ自体を嘆いている女性もいることは私も知っている。
そしてまた、ジャニーズ事務所とメンバーたちとの間の出来事や、マネージャーの退職などもよく報じられている内容だから、少なくとも週刊誌とか芸能バラエティ番組などを見ている女性だったら、大まかであってもその外郭は分かっている。
だがよくよくその解散報道の裏側を見て感じたのだが、よくいわれていることとして、SMAPの各メンバーへの報道内容に偏りがあるのではないだろうか、という点だ。
最終回を終えたスマスマの内容でもよく言われていることとして、稲垣吾郎さんや草彅剛さんの過去の出来事は番組回想の中で流しておきながら、なぜか木村拓哉さんの結婚については触れていない。
私自身マスコミ嫌いなところがあるし、それはなぜかと言えば偏向報道が多いためだけれど、同じSMAPのメンバー同士の中で、この格差というのはそういう中でもどうしても目立つように感じるかも知れない。
SMAPのファンの女性たちだって同じ思いではないだろうか。
もちろんそういう番組設定となった背後には、木村さんと他のメンバーとの立ち位置のちがいとか、ジャニーズ事務所の都合などなど、いろいろな憶測も飛んでいる。
普通のニュース番組なども含めて、マスコミは情報を公平に流すわけではない。
そしてそのマスコミがかき立てる話題としてあるそういう芸能界の出来事。
冷めた目で見れば、こだわっても仕方がない。
「どうでもよい」という気持ちになるのはある意味当然かも知れない。
ジャニーズ事務所よりもマスコミの方が問題?
そしてSMAP解散についての記事や報道を流し続ける反面、確かに他の重要な出来事が流されずじまいになる、そういうことに陥る心配だって確かに出てくるはずだ。
ジャニーズ事務所とかSMAP解散とか、そういう芸能記事がどうでもよいと主張する声の裏側にはマスコミ不信、そして他の日々の大切な出来事、事件に関する公正な報道をしていない、と見ている視聴者の気持ちの表れだろう。
マスコミが自社にとって都合の良い記事を流すことはとがめ立てできないし、また芸能人というのはそういう彼らの存在をを引き立てるためにマストな世界の人々だ。
だからどうしても深いつながりになってしまうことになるのかも知れないけれど、どこかで自浄能力を発揮する必要。
このまま行けば、それが近い将来どうしても無くてはならなくなるかも知れない。
小谷祥子