金縛り!音が聞こえるし不気味過ぎ!2つの可能性を探って防ぎ方を実行してみた
金縛りにかかったことはないだろうか?
そんな非科学的な!とおかしがる方もいるかもしれないが、私は金縛りに何度もあい、声とか音が聞こえる様な訳のわからない体験がある。
カンの良い女性にはやっぱりそういう音が聞こえる、金縛りにあったりするようだ。
中には音が聞こえるだけでなくガチで霊を見た、という御仁まで私の周囲にいたりする。
でも、金縛りの“真相”は単純でなく、医学的な問題と、残るは霊的な問題にまたがっている。
それを探ってみた結果、どうやったら防げるのか、自分なりに実行してみた。
同じような怖い目に遭っている方たちには参考になると思うから、ちょっとご覧いただきたい。
金縛りは医学的、霊的な二種類が
霊なんか信じない、という人だったら、いくら私が金縛りに遭って音が聞こえる様な恐怖体験をしたとしても、全部嘘か思い込み。
そして幻聴に過ぎないと言うだろう。
じつはこれ、金縛りという現象の真相を考えたとき、半分当たっている。
というのも、確かに医学的に見て体調の影響からそういう音が聞こえるなどの“症状”が出てしまう場合があったりするからだ。
つまりこのときには霊とか全然関係がない。
よくある健康上の原因として、ストレスや疲労が鬱積していたり、寝過ぎや寝不足など睡眠時間が一定になっていない、こういうことが原因となって自律神経に悪さをしてしまうのだ。
その結果、体は寝ている状態なのに意識が起きている、という心身のアンバランスが生じてしまう。
これが金縛りだ。
日本人の5人に2人はこの種の金縛りに遭った経験があると言うけれど、それだけ世の中で生活するには精神的な疲労や、睡眠が不規則になる、過酷な現実を過ごしていると言うことになるだろう。
医学的な金縛りでも怖い話はついて回る?
難しいのはこういう医学上、健康上の問題から金縛りにかかる場合、一過性のものではなくて常習的になったり、本式の病気の予兆もあり得ると言うことだ。
耳にした方もいるかもしれないが、ナルコレプシーという心身症の一種にかかっている可能性があるかもしれない。
一概には言えないけれど、睡眠障害が引き起こす病気の一つで、昼間に恐ろしい眠気に常習的に襲われるのが特徴になる。
それとともに実際には鳴っていない音が聞こえる、声がする、そして金縛りにもあったりする、という疾患だ。
もちろんすべて霊的なものが原因ではない。
また、うつ病を患っている人がこのナルコレプシーの症状に見舞われることも少なくないと言われる。
詳しい医学的な治療法について語れないけれど、少なくともそういう症状が出てきた、音が聞こえるなどの幻聴や幻覚が見えるほどになると日常生活だって支障を来すのは間違いない。
そうなる前に心療内科や精神科、あるいは睡眠障害の専門医を訪ねるべきだ。
こんな霊的な金縛りにかかったことがある?
実は私も、冗談抜きでもう一つの種類の方、つまり霊的なものが原因の金縛りに何度もあったことがある。
音が聞こえることもあったり、人の声になることもあった。
私もその手の体質がすこしあるのか、もっと酷い時に次のような現象に逢ったこともある。
私の心霊体験!ガチ実話で霊能者に「アナタ乗っかられたね」と言われた話!
夜、寝るときに電気を消して真っ暗にするとなんだかそまたかかるんじゃないだろうか?
そんな風に考えて、いつも電気をつけっぱなしにして寝るような習慣さえ一時期あった。
声とか音が聞こえる時には必ず耳元で聞こえるように感じる。
そして決まって寝入りばな。
たとえ金縛りにかからなくとも、ただ音が聞こえる場合もあったりした。
寝入りばな(入眠時)が一番霊とコンタクトしやすい?
なぜ寝入りばなにそういう目に遭うのか?
それは人間にとってその時が、一番意識がピュア。
つまり何も考えておらず、いわば精神統一、無念無想の状態になっているからだ。
ということはその寝入りばな、つまり入眠時の時が霊にとって一番人間に接触しやすいときになる。
これをぜひ覚えておいていただきたい。
私たちが普段起きて活動しているようなときには、何かと雑念とかものを考えながら行動しているもので、そういうときにはなかなか霊とも波長が合いにくい。
ところがそ私たち普通の人間でさえ、そういう手の修行をしていなくとも、簡単に精神統一ができてしまう時は確かにある。
それがこうした入眠時の瞬間なのだ。
金縛りの防ぎ方、ほどき方をご紹介
私が体験した中で一番やっかいだったのは、寝入りばなもそうだが起き抜けの時にも幾分そういう精神統一の瞬間があるらしい。
だから私は起き抜けの時にもそういう目に遭った経験がある。
その防ぎ方だが、一つの方法として、寝入るときなどに気配を感じて「来たかな?」みたいに思ったら、頭の向きを変えてしまうこと。
最初に仰向けでいたのなら、ちょっとずらして頭を右にひねったり、左に向けたりして別な方向を見るようにしてみる。
この方法、実は日本屈指の霊能者といわれていたH条さんという方から、ある人が聞いた方法で、その人が私に教えてくれたものになる。
「頭の向きを変えるだけで、霊はその人につきにくくなる」
のだそうだ。
実際に私も試してみたけれど、頭だけでなく体を横にして寝てしまっても良いようだ。
ただ、金縛りも音が聞こえるほどのきつさになると、いろいろと向こうの「人」も訴えてきたいことがいろいろあるかもしれない。
そういうときにはどうするか?
これも上の人から聞いた話だが、同じH条さんから教えられたこととして、
「般若心経を1日3回、きっちりと唱えてみること」。
これは私が別な霊能者の方から言われていたことでもある。
そしてもう一つ教えられたのは瞑想。
腹式呼吸で心を静かにして、心身をリラックスさせていく。
これを15分くらい、毎日行うと良いようだ。
それぞれの原因に合った対処方法を考えよう
そんなわけで、金縛りにも二種類がある。
そしてそれぞれに対応した防ぎ方というのもあるから、しっかり正しく対処していただきたい。
なお、私の親戚の男性には、同じように霊感質の男性がいて、あるときキャンプ旅行に出かけて神社のほこらで一泊したそうだ。
そのときにもがっつり金縛りにかかり、しかも耳元で人のうめき声のような音が聞こえるんだ、と語っていた。
場所が場所だけによくそんなところで寝たものだ、などと感心したが、何しろ霊感質だと自他共にわかっているはずなのに、旅先では墓地のそばでテントを張ったなどと言う無茶ぶりには昔から感心している。
「音が聞こえるくらいなんてこっちゃ無い!いちいち気にしていて墓の横で眠れるか」
とワケのわからないことを言う。
でも一面、そういう体質の人は、あまり気にしないという態度も必要に違いない。
ただ、彼のようにやりすぎは禁物だ。笑
小谷祥子