深呼吸の効果で免疫力アップ!知っているようで知らない心と体の喜ばせ方!
深く呼吸すること、つまり深呼吸だけで体が健康になるのをご存じだろうか?
深呼吸の効果は、免疫力を改善してがんの予防にすらなってしまうのだ。
自律神経失調症やうつ、そしてアレルギー疾患など、免疫力だけではない、自律神経のバランスの崩れによる病気、うつなども改善してしまう。
だから深呼吸の効果をもともと知っている方なら、なぜ健康を維持するために深呼吸をしないのか?とさえ思うはずだ。
そしてただ単に気持ちがスッキリするだけではない。
というか、そういう効果も大切になるけれど、ではなぜ免疫力や自律神経も改善し、うつさえもよくなるのか?
そのしくみと、実際に深呼吸の正しい仕方を追ってみたい。
深呼吸の効果は心と体の両方にくまなく及ぶ?
そういうわけで、免疫力までアップする、知らなければ本当に損な情報。
知ったら絶対に毎日実行すべき。
それが深呼吸になるのだが、私たちは普通そこまで効果があるとは知らないはずだ。
だからぜひあらためてお伝えしておきたいけれど、心身両面にわたって深呼吸の効果は大変素晴らしいものがある。
免疫力の改善、自律神経のバランスなどもそうだが、同時に血行をよくするので代謝機能も改善し、冷えや肩こり、むくみなどまでが改善する。
普段の生活では、浅い呼吸と悪い姿勢で心身が不健康な状態に陥りやすい?
私たちは普段、呼吸が浅いままで生活していることが多い。
特にオフィスワークなどの座業などでは一日中デスクにかじりついてPCの画面を見続けていたりする結果、自然に猫背になって、しかもそれに知らないうちに慣れてしまうものだ。
これだと内臓機能も圧迫して必ず呼吸も浅くなる。
そうすると知らないうちに酸欠状態を招いてしまうこともよく起こる。
健康に悪いことは言うまでも無いし、血の巡りも悪くなり、脳への血流も低下してしまう。
その結果、思考が滞ってしまうから、仕事の効率も絶対低下するはずなのだ。
さらには冷えだって起こるし、便秘にもなりやすい。
血流が滞ることで代謝能力も低下し、肩こりだって起こるし、また肌にも悪いことだらけなのだ。
深呼吸の効果というのは、これらの普段の悪い生活習慣から生じる弊害を一掃してくれる。
早い話がそういう素晴らしい方法になる。
効果をもっと詳しく説明!心の健康まで及ぶそのメカニズムとは
深呼吸の効果は、その腹式呼吸の原理から来るものだ。
お腹から大きく息を吸って吐く、というように、横隔膜を上下させて中の内臓をはじめ、内部を動かすことになる。
その結果、血行が改善されてカラダの中から温かくなり、リラックス効果がある。
さらにこのことで腸が刺激されて便秘が解消されやすくなる。
実際私なども深呼吸しているときによく便意を催すことが多い。
ご存じの方も多いと思うが、人の免疫力の7割は腸内で作られる。
腸内環境を整えることで免疫力、そして基礎代謝が改善されることはよく知られているが、深呼吸の効果もまた例外ではないのだ。
そして血行も良くなる体温もアップする。
その結果、体が温かくなって心身ともにリラックスすることができるのだ。
また、同時に自律神経のバランスの崩れも改善するし、アトピーや花粉症といったアレルギー症状も楽になる。
この自律神経のバランス改善はもちろん自律神経失調症も改善する。
そしてさらには、セロトニンという精神安定のホルモンを分泌促進してくれるので、うつにも効果があるのだ。
具体的な方法―一日10分程度しっかり腹式呼吸!
そういう免疫力や自律神経を整えて、病気やアレルギー、さらにはうつなどの精神疾患も改善する深呼吸の効果、どうすれば一番得られるのか?
その具体的な方法を次にお伝えしてみたい。
まずやはり腹式呼吸、つまりお腹で息を吸って吐く、という動作が大切だ。
特に女性の場合、男性よりも普段は胸で呼吸している。
逆に考えればその分腹式呼吸にスイッチすることで、より大きな効果が得られることだって期待できる。
そしてその腹式呼吸のまま、
1.座ったまま、背筋を伸ばして顔は正面を向き、目を軽く閉じながら口を閉じる。
鼻で息を吸い、鼻で吐く。
2.息を吸い、吐く動作はそれぞれ8~10秒かけてゆっくり行うこと。
大体目一杯吸って目一杯吐く、で良い。ムリしないように。
3.慣れたら吸い切った、吐き切ったピークで息を止めること。
これはちょっと変わった印象と思われてしまうが、とても大切なワークになる。
医学的に言うと、あえてこういうポイントで息を止めることによって、酸欠状態だと脳に“誤認”っせるのが目的だ。
この結果、脳が血行を増進しようとがんばるので、その分脳が活性化できる。
だがこれにはさらにもう一つ、特に瞑想という行為をも併せて考えた上で、大切なポイントがあることも知っておくと良いだろう。
これは実際行ってみると分かるのだが、息を止めた間は、非常に精神を統一しやすくなる。
言い換えれば普通に呼吸しているよりもずっと精神集中した状態で、無意識になりやすくなるのだ。
その結果、精神状態がすごくクリーンアップされて、とても心が落ち着いてくる。
さらにもう一つ、有益な情報をお伝えしてみると、この息を止めた間、お尻の穴を軽く締める様にしてみると良い。
そうすることでより精神集中の効果が高まる。
このとき、お尻から脳天までずーんと響くような感覚を受ける人も多いはずだ。
この動作を一日10分、毎日続けていただきたい。
美容にも効果があるし、必ず心身の健康にとっても大切なものだとお気づきになるにちがいない。
深呼吸の効果は足元にありすぎて気づきにくい?
大体そういうわけで、深呼吸の効果と一緒に具体的な行い方をお伝えしてみた。
特に一番楽な、座ったままで行う方法をお伝えしてみたが、他にもラジオ体操で行っているように、直立して手の動作と一緒に行うのもより動的だし、大きく呼吸できるのでおすすめになる。
また、私も人に勧められて行うこともあるのだが、ウォーキングしたり、歩いているとき、ちょっとした時間的な余裕があればその時に深呼吸をしながら歩くこともよくやる。
歩きながら行うことで上半身の姿勢も正せるし、またそのために腰が痛くなるような歩き方をしている方も改善するはずだ。
その理由は、深呼吸はまず大きく息を吸って吐くのが基本になるけれど、正しく背筋を伸ばした姿勢でないと大きく息は吸えないはずだからだ。
逆に何となしに感じているのだが、深呼吸の効果を知らないで私たちは毎日を過ごしている。
そのことが返って免疫力を落としたり、うつや自律神経失笑症になりやすくなる日常生活をこしらえてしまっているのかも知れない。
それに加えて他の健康法とちがい、基本何もいらず、ただの呼吸だけになる。
それでいて免疫力 とか心の状態を改善するものだから、ある意味足元にありすぎる、ということがあるだろう。
つまり、身近すぎて視界にあっても気づきにくいのがこの方法なのだ。
だから多くの人たちがこの素晴らしい健康増進法をスルーしてしまっているのではないだろうか。
だが今までこうして語ってきたことでお分かりの通り、深呼吸の効果というのは決して医療や他の健康増進法に勝るとも劣らないほどのものがある。
そして本気で免疫力を改善しようとしたり、うつや自律神経失調症、あるいはアレルギー症状、美容などに役立てようとする人たちには十分に答えてくれる健康増進方法にちがいないと思うのだ。
毎日の仕事や日常生活に疲れ切っている方とか、今この時点で様々な困難に直面している方。
あるいは同じく今、私と同様の婚活中の30代女性で、なかなか出会いもないままでいるために将来をどうしても悲観的に考えて心が折れそうになるような方は、ぜひ毎日の生活の一部にしていただきたい。
村松亜耶