乳がんステージ4の完治した例がすごい!知っておくべきことがたくさんある!
乳がんというもの、そのステージ4といえば末期。
実はそれが完治した例、というのがずいぶんある。
信じられないけれど掛け値なしの事実だ。
ふつう乳がんといえば、もうそれで生命の危機。
しかもステージ4などと言えば真実を患者本人に伝えられないどころか、その人の余命がどのくらい持つか、などの心配をするしかないレベル。
でも完治した例を知ってみると、いろいろ啓発されることもあるし、また気持ちのあり方とか健康の気を付け方など、痛切に教えられることも多いのだ。
それを追ってみたい。
乳がんは若い女性でもかかる!だがステージ4でも生きるチャンスは多い!
乳がんというのは、ちょっと前までは私たちの様な30代女性には無縁な病気だと思われていた。
だが最近では30代前半の女性もかかるケースが知られている。
今注目されている小林麻央さんは32歳で乳がんが見つかった。
その後、医療ミスなどの噂もあったが、現在ステージ4にまで進んでいる。
だが健康面での心配も多々あるものの、今もなお健在で、子供たちの発表会に参観に行ったり、食事に出掛けたりなどしていることをブログで報告しているのはよく知られているとおりだ。
麻央さんは完治しているわけではない。
いまだに深刻な病状で、余命の噂も消えてはいない。
だがそれでも、少なくとも最初に宣告されていた余命の時期である2016年3月を大きく超えて今に至る。
これは紛れもない事実になる。
確かに乳がんというと病気の中で一番怖れられているがんの一つ、そして今女性がかかるがんの中で一番多いといわれている種類になる。
そしてもちろん、この病気で命を落としている人も多いことは否定しようがない。
大体ステージ4で5年生存率は30%ちょっと。
つまり3人に一人が5年後も生き延びていない、という非常に恐ろしい病気となるのだ。
だがその一方、確かに完治した例もある。
どういう方法でに完治したというのか、女性だったらぜったい知っておく必要があるにちがいない。
芸能人で完治した例として一番すごいのは樹木希林?何と治療終了宣言まで!
完治した例、芸能界では樹木希林さん(74)がその筆頭と言って良い。
樹木希林さんは自称「全身がんだらけ」と語っていたほどの末期がんだったことが知られていた。
2004年にがんが見つかり、翌年1月に右胸部全摘手術の後、不幸にも3年後の2008年には腸、脊髄などほぼ全身にがんが転移。
その後放射線治療などを受けながら、自分なりにこの病気に真剣に取り組み、本を読んだり様々な健康法を片っ端から行なったと言う。
そうしたところ、なんとその後2013年12月には「全身がんだらけ」の告白をしましたがそれからわずか2ヶ月後にはその全身がん状態が消滅。
治療終了宣言を出されて今に至っている。
本来的にはがんが完治したと言うことにはならないといわれているし、すでに右胸部も全摘している事実だってある。
だが他の末期のケースと比較した場合、個人的な感想ながら事実上「乳がんの末期が完治した例」ととらえて行きたいと思ってよいではないだろうか。
そもそも治療終了宣言など、そんな末期で普通は受けられるものでもないはずだ。
少なくとも芸能界で同じ病気になった方たちを私が知る限り、樹木希林さんほどにステージ4もの重篤ながんが「治った」ケースはない。
だからあえて完治した例としてあげてみたい。
超少食と特殊な放射線治療が鍵に
樹木希林さんがそんなとんでもないステージ4の乳がん、一体どうやって直してしまったのか?
大体推し量れる方もいると思うけれど、他の完治した例なども見てみると、単に治療を医者任せにしているのではないようだ。
樹木希林さんも確かに摘出手術したり、放射線治療もしているのは事実だけれど、それと並行する形で自分自身でどんな病気の改善方法があるのか、また自分自身に一番ふさわしいのかを非常に懸命に追求していた。
その一つに超少食がある。
少食になると、マクロファージという白血球の一種が活性化し、ウイルスや様々な細菌を死滅させ、余分な栄養を処分して万病の元となる動脈硬化すら防いでくれる。
樹木希林さんががんにかかっている頃、もの凄く痩せていたことが周囲の人にも知られていた。
それも単にがんで痩せただけではないようで、彼女自身が健康に戻ることを目指して意識的に痩せていたことが知られているという。
この超少食によって人の持つ自然治癒力を最大限に生かそうとし、それが奏功したというのが彼女のケースと考えてよいようだ。
新潟大学大学院の安保徹教授はこのマクロファージの力について自説を述べているが、その中では、患者を励まし、希望を与えることでマクロファージが非常に効果的に働くとしている。
このことも大切なポイントだろう。
現に樹木希林さんの場合、末期の期間はまさにそういうメンタル的な部分もしっかり見据えて努力していたようだ。
それと、樹木希林さんの治療で特筆したいのは、普通の放射線治療とは違って、「四次元ピンポイント照射療法」という、特殊なものだったといわれている。
鹿児島市内で開業しているUMSオンコロジークリニックで行っている方法がそれになる。
でもこういう治療法も彼女自身が
「がんを治療するのは自分」
だという意識を持ちながら、一番自分に合った治療方法を模索してたどり着いた結果と言えるだろう。
免疫力を高めることが完治への最短距離!
他に乳がんではないが、同じくステージ4のがんが完治した例として、林恵子さんという一般人主婦の方のご主人がやはり食道がんのステージ4にかかり、それを見事完治させたケースを取り上げたいと思う。
この方の場合もすごく特筆すべき内容だ。
その中では、今乳がんステージ4で闘病中の小林麻央さんも実践していて、がんを治すために一番大切なものは
「免疫力を高めること」
と断定していたという。
逆に言うと、がんにかかる人というのはこの免疫力、つまりウイルスや細菌などを体が防ぐ力が衰えてしまったことが大きな原因としてある。
実際、これは紛れもない事実だ。
その改善方法、ここですべてをお伝えすることはできないけれど、要するに免疫力をどうやればアップできるのか?
それが一番大きな目的で、それを目指しての方法になる。
それをざっと列挙すると次のようなものとなる。
1.体温を上げる。
がん細胞は正常な細胞よりも低体温が好きで、実際がん患者は体温の低い人が多い。
ふつう人が健康な生活を送るのに最適な平均体温は36.5~37.0くらい。
今の日本人、特に成人はこの体温よりずっと低めで、平均して36.1度くらいだと言われている。ずいぶん低いのだ。
この平均体温、年々下がっているし、この辺りがやはり毎年がんにかかる人が増えている原因となるようだ。
これを改善して体温を上げるためには、
・ウォーキングやスクワットで、下半身の筋肉を鍛える。
(人間の体温は3割を筋肉が作っていて、筋肉の約7割は下半身に集中している)
・シャワーでなく、入浴でしっかり体を温める。
2.免疫力を高める、そして体を温める食材をとる。
ニンジンやカボチャ、タマネギや大豆、海草や魚を食べるようにする。
乳酸菌はビタミンCもたっぷりとる。
3.笑う、ストレスをためない、嫌いなことはしない。
(ストレスも免疫力を下げてしまう)
念のため、林さんのご主人の食習慣や生活習慣を記録し、改善方法の内容のうち、を誰でも簡単にできる、そして効果の上がると思われるものをまとめてみた。
私の独断で申し訳ないけれど、詳しい内容は林さん自身「がんが消えた奇跡のスムージーと毎日つづけたこと」で語っている。
小林麻央も免疫力改善に着目して余命を乗り切っている?
現在そういうわけで、小林麻央さんの病状について、夫の海老蔵さんとともに家庭の様子が刻々伝えられている。
ですが一方、その麻央さんの病気が末期の深刻なものにもかかわらず、事実として最初の余命宣告だった2016年3月を大幅に超える頑張りを見せている。
その彼女の病気改善の基本にも免疫力改善があるようで、その内容は自信のブログKOKOROの記事にも散見できる。
乳がんというものが私たち30代の女性に限らず、元々が成人女性の方たちだったら必ず注目しなくてはならない内容だけに、ある意味こういう情報は、最も価値のあるものと言えるのではないだろうか?
確かにそういう病気になった方は恐怖と悲しみに打ちのめされることになるかも知れない。
その時の様子、決して軽々しく推し量ることはできないけれど、一方でこうした完治した例も実在する。
何かの健康状態が損なわれていた、とりわけ免疫力が低下したことによってがんやアレルギー疾患、さらにはうつなど自律神経の乱れから精神的に不安定な状態も呼び起こしてしまうことにもなる。
免疫力はそれほどに大切なのだ。
軽々しく言えないけれど、完治した例を探り、そこから学ぶことによって乳がんといえど治る病気。
ステージ4でも樹木希林さんのように事実上の「完治した例」すらある。
そういう実例や情報をお伝えすることで、何かの希望にお役立てできることを願いたい。
村松亜耶