お墓参りの効果が結婚にも?私たちの心とのフシギなつながりに注目!
婚活や恋愛、そして結婚にまでお墓参りがフシギな効果をもたらすという事をご存じだろうか?
もちろんお墓参りとなると、あの世の人たちとの交流だから、いきなりこの世の結婚にまで効果があるなどとは誰も保証は出来ない。
けれどもお墓参りは、そんな現実を通り越して、私たちの心に微妙な影響を与えてくれるものではないだろうか?
そしてそういう気持ちのあり方こそが、結婚や恋愛といった運命の出来事に効果がある、と信じられることになるのではないだろうか?
じゃあそれならば、というわけでもしも結婚したい気持ちであふれる方々にとって、どんなお墓参りがオススメなのか?
それを見つめてみたい。
お墓参りは心の効果!でもそれこそが一番大切?
最初に結論を言ってしまえば、お墓参りしたからといって、いきなりすぐ良縁に恵まれたり結婚相手に出会えるという効果も保証もない。
ごく単純に、誰でもおわかりになることだろう。
けれども結婚したい、出会いが欲しいと焦ってばかりの方に多いのだけれど、そう言う焦りやネガティブな気持ちがなまじ強くなってしまうと、運命というのは空回りしやすいものだ。
結婚だって遠のくのではないだろうか?
だからこそお墓参りが大きな効果をもつ。
そんな枯れ果てた心を潤してくれる、というのがセオリーだ。
繰り返すけれどあくまでも私たちの心に対しての効果ではある。
直接的に結婚とか縁談の話が舞い込んでくるような期待は出来ない。
けれど、現実にはなかなか見えにくいけれど、そういう心のあり方は人間関係、そしてスピリチュアル的に言えばあの世の人たちとの関わり合いの様子にまでいろいろな効果を与えてくる。
その中で、一番私たちが心を安らいで、充実感をもたらしてくれるのがお墓参りではないだろうか?
なぜなら、亡くなった人の中で私たちに一番身近な人たちだから。
もしも死んでも心が残るなら、と仮定した上での事になるけれど、お墓参りによって肉親と心を通わせあえば、一番親身に自分たちの事を心配してくれる人たちなわけだ。
確かに、結婚のような現実的な効果こそすぐの期待は出来ないかも知れない。
でも、そういう幸せへの下地をつくるすばらしい効果があるのではないだろうか?
安心感がお墓参りの最大の効果?
いつも忙しい中、時間をむりにこさえてお彼岸とかお盆などに遠くにあるご先祖様のお墓に行って手を合わせる。
そして来る前は、私なども実はそうなのだが、
「いちいちこんなところにまで誰に会うわけでもないのにめんどくさい!」
と考える人が多いのではないだろうか?
でもお墓参りが終わった後は、なぜか気持ちが晴れやかですっきりする。
そして安心感。
私も実感するけれど、自分の心をしっかり見つめ直して気持ちをすっきりさせる。
そしてなんとなく安心感に包まれる。
こればかりは私もフシギに思うことだ。
結婚の話こそ舞い込んでくるわけではないけれど、お墓参りはそんなフシギな心への効果が確かにあるようだ。
あのような四角い石の下に眠っている人たちに手を合わせる。
そしてご冥福をお祈りすることで、こんな気持ちになれるのだから、それこそ結婚の話まで来そうな気がする、ということになるし、自信もできてくるのは人情かも知れない。
ご先祖様から“感謝”の気持ちを教えられる?
そういうわけで、お墓参り効果はあくまでも結婚とか出会いなど、現実の有り様に直接働きかけるものではないかも知れない。
私もそういう現実的な効果がすぐに起こるとは思っていないし、そもそもお墓参りにそういう願い事をしに出かけるべきものではない、と信じている。
けれど結婚も恋愛も同じかも知れないけれど、必ず相手があって出来る行為。
パートナーになるお相手と気持ちを通わせて、心をつないでいくためにはまず自分の気持ちのあり方をしっかりしておかなくてはならない。
そのために一番よいのは、やはりこういうお墓参りの時にはそういう俗世の悩み
事を綺麗に忘れて、ご先祖様のご冥福を祈る事。
そして自分で言うのもナニだけれど、私たちは亡くなった人たち、特にご先祖様に対して感謝の気持ちを持つ事を知るのが、このお墓参りではないかと思う。
日頃私たちは、なんとなく生活する中で、なかなか感謝する気持ちというのを持つ事がないのではないだろうか?
あくまでもある人のウンチクになるけれど、忘れかけている感謝の気持ち、それをこういうお墓参りで再確認するのはすごくよいと思う。
言ってみれば、ご先祖様から感謝の気持ちになるよう教えられる。
それが最大の効果かも知れない。
遠いところにお墓があって、なかなかお墓参りできない人は
ただ、現実に結婚とか出会いなどを絶えず頭の中で模索し続けている私たちとしては、やっぱりほんのひとときでもよいからこういう行為で気持ちを安らいでいってみたいものだ。
結論になるけれど、お墓参りはご自身の心に対する効果と言う事で、ぜひ行っていただきたい。
でも中にはお墓が自分の住まいからずいぶんと離れてしまっている、なかなか行きづらい、と嘆く方も多いはずだ。
そういう方のために、ちょっとしたワンポイント。
今は亡き有名な霊能者、宜保愛子さんの教えの一つになるけれど、紙にご先祖や亡くなった身内のお墓の絵を描いてそこに名前を書く、と言う方法がある。
それに向かってご冥福を祈るとよいそうだ。
もちろんお墓まで実際に足を運べればその方がよいに違いないけれど。
ご先祖様なのだから、子孫の私たちが結婚出来なくて悩んでいるのは知っているはず。
ご先祖様と心を通わせることで、まず“私は一人ぼっちではない”ことを確かめてみてはいかがだろうか?
小谷祥子