婚活パーティーでサクラのバイトをした人の体験談に思うこと。自分に足らないものはいったい何か

婚活パーティーでサクラのバイトをした人の体験談に思うこと。自分に足らないものはいったい何か

婚活パーティーで、必ず裏の情報で上がってくるのが“サクラのバイトが紛れこんでいるかどうか?”
そういうことを考えてしまう人は多いのでないだろうか。

婚活パーティーの主催者側がいくらそういうサクラはいない、と説明してもいまいち説得力にも乏しく、またいないという証拠も出せない。

そして、そういう募集をしている場合があったり、また実際にそういったバイトの体験談が週刊誌やネット上ではいくらでも見つかってしまうのだ。
そこにはもちろん本当の体験もあるだろうし、ウソだって絶対あるにちがいない。

でも、よくよく考えてみれば、一番の問題は、そのウソホントを探ろうとする前に、
今手がけている自分の婚活について、どう考えて、そして実行していけばよいのか?
のはず!

そういう大事な考え方を整理する岐路に来ているかも知れないので、今思っていることをお伝えしてみたい。
おなじ婚活中の女性にとって参考になっていただければ幸いだ。

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婚活パーティーは表には出ないがやっぱりサクラがいる?

婚活パーティーの情報でよく見かけるのが、サクラに遭遇したとか、そういうバイトの経験があった、その体験談というものだ。

ネットの情報に限らず週刊誌でも同じかも知れない。
でも、その情報が本当かどうか自体も何とも言えないし、その反対に、火の気のないところに煙も立たない、と考えればいくらでもできる。ネット社会の怖さだ。

ただ、そういうところとは知っていても自分の将来を考えて、泣く泣く参加する人もいるかも知れない。

私自身は同じ婚活中の女であっても、そういう婚活パーティーは否定派だし出たことがない。
サクラとかあまりにリスクが大きいからだ。

ただ、もちろんそういう婚活パーティーのサクラを募集する求人情報と言っても、表向きはサクラだと銘打っているわけがない。
法律的にも疑問が残るし、事実そういうサクラについて問題も多発しているといわれている。

バイトに応募する人だって、非正規雇用とは言え下手にそういう仕事に手を出したら自分の将来までリスクにかけてしまうかも知れない。

すべての婚活は業者の思惑がからむ?

婚活パーティーだけでなく、すべて業者とタイアップした婚活というのは、業者の利益獲得がその前に必ずあるわけで、だから業者の思惑がどうしてもからんでくると言ってよい。

お先真っ暗な言い方で申し訳ないけれど、たとえば出会い系サイトなどでも結局登録者あって成り立つわけだし、そのためには少しでも自社の評判を上げようとしなくてはならない。
そこで登録者の男女比や特典、さらには各種のイベントなどを用意して魅力を持たせようとすることになる。

その過程でサクラが必要になったりするわけだし、私の知人の中には婚活パーティーではないけれど、そういう出会い系サイトでサクラの男性に遭遇したことがあったらしい。

「結局は嘘の出会いで金を取るだけのサイトだったんじゃないかな?」
と語るその女性、それっきりそのサイトも含めて業者による婚活サイトには手を引いてしまったという。
騙された、というショックが強くてウンザリしとも話している。

婚活をやめるか?それとも

でも私が同じような目にあったら、やっぱり彼女のように婚活自体をもうまっぴら、となってしまっていたかも知れない。

今、未婚でアラサー以上の年齢の女性の中には一生独身を渋々ながら決めている人も多いと聞いている。

もしかしたらこういう裏事情の多い婚活の実態に寒気がさして、うっかり出会いなど求めるとひどい目に遭う、という心配も手伝ってそういう決意をする人も甥のかも知れない。

サクラのバイトを募集する業者も、またバイトをする人自体にも問題があるのかも知れないが、一番の原点、つまり

どうやったらよい出会いを持てるのか?

ということが婚活女性にとって一番喫緊の問題なのだ。
だから確かにそういう目に遭うことを恐れて生涯独身を貫く決意をするのも自由かも知れない。
でもできるなら何とかして出会いたい、という願望はやっぱり捨てきれない人も多いはずだ。

そういう想いの人が多いはず出し私もその一人。
浅い知恵でしかないかも知れないが、そういう人たちに向けてひとつお伝えしてみたい。

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サクラに騙される根本的な原因は?よい出会いができる場を自分で求めること

そもそもなぜサクラに騙されるケースが生じたりするのか、といえばもちろんそういういささかちょっと問題ありの婚活パーティーに参加したりすることが直接の原因になる。

ネット上の情報なども見たが、格安や無料の婚活パーティーは特にそういう危険が多いようだ。

でも元々は自分にとって出会いがないために、どうしてもそういうイベントに参加するしかない、という考えから来ていることが原因になっている。

だからまず、よい出会いというのは何だろうか、どうやったら持つことができるだろうか、ということに立ち返って考えていく必要があるかも知れない。

でも誰でも痛感しているとおり、はっきり言って出会いというのはなかなかないものだ。
特に30過ぎた女性になると、婚活パーティーでも相当男性から注がれる目線は冷ややかになるといわれている。

そういう迷路の海を泳ぎ渡るしかないのかも知れないけれど、ただ一つ言えるのが、どういう場所で一番結婚相手に出会うチャンスが多いのかが、だいたいわかっていると言うことだ。

一番にまず職場。
そして次に大学など学生時代のつながりを介して、さらにその後に合コンが続いているという。

だからまず、職場のことを考えてみるのも手かも知れない。
もちろんだからといって安直に出会いの多い職場を探してそこにぽんと就職できるというわけにはいかないだろうし、それでもやっぱり出会いのない人はいたりする。

ただ、本当にそういう職場ではないにしろ、擬似的に同じような環境を求めて行くと言うことはできるのではないだろうか。

ここまでが私の想っていることになる。
実際こう整理してみると、言うのは簡単だけれども実行は難しいかも知れない。
そしてその難しさこそが私たち30代以上の女性が結婚できる割合を押し下げている原因とも感じるしかない。
だが自分に足らないものをこうして一つ一つ見つめ直し、それを変えていく努力をすればいつかは報われてくるにちがいない。

林 信江

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