スピリチュアルな視点から、小林麻央が治ることについて思ってみたこと!
乳がんの末期ステージで自宅療養中の小林麻央さんについて、スピリチュアル的な視点から、いろいろと判断したり先々の予測をしている方が多い。
小林麻央さんが無事に治ること、それは私自身もその通りなのだが、スピリチュアルというとどうしても引いてしまうことが多い。
それでも欧米諸国をはじめとして、スピリチュアル的な考え方は日本よりもはるかに大きな影響が有ると聞いているし、恐らくは小林麻央さん自身も治るかどうかについて、そういうスピリチュアル的な考え方への関心はあるのかも知れない。
ただ、日本では本当にいわば実態のない、占いとかいうれべるのはなしになるわけだから、小林麻央さんのような末期がんの方が治るかどうかについて、その基準などにはとうていできない。
けれど、それでも自分なりに思うところもあったりするので、少し語ってみたい。
小林麻央がスピリチュアル的に治る努力をしている姿は素晴らしい!
まず最初に語っておきたいのが、スピリチュアルというものを大きな枠、いわば人の精神状態の範囲にまで拡大して考えてみたい。
その上で今の小林麻央さん、治るかどうかはもちろん安易に言えないけれど、ご本人は必ず治ると信じているし、そしてまたそういう努力も現実にされている。
私がそういう広い意味でのスピリチュアル的な考え方から見た場合、小林麻央さんの努力、すごく素晴らしいとしか言い様がない。
そもそも末期がんステージ4という、自身の病気とそのレベルを熟知していながら、その上であの明るさ、笑顔や陽気さを常に絶やすことなくブログKOKOROで振りまき、治ることに懸命に努力している。
普通の人だったら本当に、ステージどころか病名を知ったとたんに絶望感にとらわれてしまうことだろう。
それをくつがえしながらなおかつあの笑顔。
スピリチュアル的なことについて、そういう笑顔が自身の免疫力を高めるということを小林麻央さん自身ブログの中で以前語っていたこともあった。
そして病状が重く、苦痛が深刻なときにはそれなりに意気消沈してしまうものの、その後ははっきりとけじめをつけて治る努力、治そうという気持ちをフル全開。
嘆き、悲しみはこれまで、とはっきりと正しいスピリチュアル的な、ポジティブな小林麻央さんに戻っているのだ。
病気が治ること、そしてそれを呼び込むためには必ずそういうポジティブな気持ちのありよう、そして勇気が必要だと言うことを熟知している、と言って良いだろう。
普通の人だったらそれでもそういう知識。
本当に知識のままでいることが多いに違いない。
言い換えれば「知っていながら実行しない」タイプの人が多いはずなのだ。
現にお恥ずかしながら私自身、こういうスピリチュアル的な知識を仕入れても、それを「そうなんだ」みたいな中途半端な感慨で済ましてスルーしてしまう。
だから少なくとも私個人にとっても、小林麻央さんという女性は、本当に尊敬できる、手の届かない人と言っても決して言い過ぎではない。
窮地に陥って、初めて自身や勇気が試され形作られる
その小林麻央さんの、あの深刻な末期がんの病状を安易に治るとかそうでないとかは絶対軽々しく言うことはできない。
もちろん治ることを祈念していたい。
ただ、スピリチュアル的な視点で見た場合、そういう治ることに懸命に努力している小林麻央さんからつくづく学ぶしかないのだけれど、人間というのは病気でも、普段の生活の中でも安楽に過ごしていただけではなかなか勇気とか自信は作られないし、試されない。
先天的に、または環境的にそういう育ち方をして元々しっかりとした勇気とか自信のある人はいるけれど、私などのようにそうでなく、そよ風に舞う落ち葉のようにあっちへこっちへと気持ちがフラフラしっぱなし。
たまにスピリチュアル的なことで私に相談するような友人女子もいないわけではないけれど、お恥ずかしいことにはっきり言って小林麻央さんの勇気の千分の一もない様な有様だ。
小林麻央さんはおそらく、そういう成長した環境や自身での努力から、しっかりした勇気と自信を持つに至ったことだろう。
姉の小林麻耶さんがいみじくも“妹は強い”と語っているとおりなのだ。
スピリチュアル的に、病気の原因よりも治るための心の努力が大切に
ネットや雑誌などでみると、スピリチュアルの分野で活躍しているような占い師とか霊能者の方たちが、小林麻央さんのことについて語っている場合があったりする。
そしてなぜああいう大病をすることとなってしまったのか?
その原因を解明する内容を私も見かけたことがある。
その中には正確な描写ではないかも知れないけれど、夫・市川海老蔵さんの過去の女性遍歴によって多くの女性から恨みを買われていたとも考えられているようだ。
その標的になってしまっているが他ならぬ小林麻央さんで、だからそういう病気になってしまった、という理由を見たことがあった。
ただ、それを否定はできないけれど、原因となればいろいろと他にもまだ考えられることはあるだろう。
たとえば夫・海老蔵さんが父親の代から受け継いだ膨大な借金に絡む多くの関係者の感情のもつれ。
傍目には末期がんの深刻な病気にかかりながらも、それでいて普通の一般的な人たちだったら受けることはできないような高額の最先端の医療、あるいは豪華そうな暮らしぶりを海老蔵さんや麻央さんのブログから見て取り、それに対して複雑な感情を抱く普通一般の世間の人々。
でもスピリチュアル的な考えに戻るかも知れないけれど、人間どこかで必ず誰でも恨みとかやっかみ、あるいは嫌われていたりするとか言う、負の感情を持たれることはあり得るのだ。
それがすぐに治る病気が治らない原因、というのも早計かも知れない。
何より確証も実態も分からないし、考えようによってはこういうことはいくらでも言うことができるからだ。
それよりも治るためにはどのような気持ちのあり方が必要なのか?
日々スピリチュアル的に自分の心を見つめ直してみた場合、病気が治る、あるいは過程がより幸せになるためにはどういう気持ちの持ちようが大切なのだろうか?
それをしっかりと考えて実行していく方がより好ましいスピリチュアル的な思考の取り入れ方にちがいない。
小林麻央さんは少なくとも自身のブログKOKOROなどでも本当に模範的にそういう姿勢を保ち続けている。
姉、麻耶さんの言葉を借りるまでもなく、そういう彼女だからこそすでに16年、主治医から余命を宣告されていながら今なお治る努力に心を傾けて、あれだけ朗らかでいられるはずなのだ。
そういう麻央さんの心を決して見落としてはいけないと思う。
大変な毎日のこととおもうけれど、ぜひご自身の病気について遠くない将来、改善に向かう報告があることを心から願いたい。
小谷祥子
【追記】
6月23日、麻央さんが亡くなられたという突然の知らせがメディアから入っている。
信じられない、という気持ちが今も消えていない。
あれだけブログで快活に、笑顔を絶やさなかった彼女だけに、この突然の知らせには愕然となってしまっている。
そのブログの中で、ご自身を初め家族の方たちも大変な努力でご本人を支えてこられてきたことは語るまでもない。
ご家族、とりわけ二人の子供たちのことが可哀想でならない。
海老蔵さんも、本当に良い妻を持たれた、と思うしかない。
今はとにかく、亡くなられた麻央さんのご冥福を願ってやまない。