食欲が止まらない時の対処法、実はある!知らないでいたら絶対に損する2つの秘訣!
食欲が止まらない時というのはよくあることだ。
でもそういう時の対処法、確かにある。それもしっかりした方法だ。
知ってみれば簡単なことだけれど、知らないでいると本当にもったいない。
生理前とか、食欲が止まらない時に手軽に出来る対処法だから、ぜひ試していただきたい。
食欲が止まらない時、原因は2つ!対処法の前にまず確認!
食欲が止まらない時の対処法をお伝えする前に、なぜそんな風になってしまうのか、まず原因を考えてみたい。
それによって、対処法の効果がよりご理解いただけると思うためだ。
食欲が止まらない時というのは、特に病気と言うほどで無い限り、大きく2つの原因がある。
一つ目には生理前。
女性の場合、生理前にはホルモンバランスが崩れやすいことが知られている。
具体的には黄体ホルモンの増加が原因と言われているが、これがストレスになって満腹中枢を乱してしまう。
この結果、食欲が止まらない時が生理前と重なることが多いのだ。
二つ目には、上の生理前のホルモンバランスともリンクするのだが、広くストレスを増大させやすい場合。
要するに体がストレスに反応し、その対処法としてムリな食欲増進をもたらすと言うことだ。
人によるけれど、人間関係が苦手で、ちょっとした他人との摩擦で感情が傷つきやすかったり、イライラしやすい人などはとりわけこういう食欲が止まらない時と言うのが多発する。
もちろん生理前にイライラしやすい人もこの部類に入るだろう。
特に女性だったら、ちょっとした他人の一言とか男性彼氏への不満、そして生理不順などによるイライラからストレスが増大しやすくなる。
そんな時に食欲が旺盛になったり、食べ出したら止まらなくなることが多くなる。
だからごく単純に考えれば、対処法としてそういうストレスを何とかして軽減できれば良いわけだ。
しかしながら、そういう方法論とかもよく雑誌やネット上で見かけるけれど、なかなか実行に移しづらい、実行できてもそのためによけい神経を使うような案配になりやすいものがあったりする。
私は食欲が止まらない時対処法としてそのうち、人に勧められて「よくかんで食べるようにする」方法を試してみた。
ところが三日坊主。
よくかんで食べることで、食べるスピードをゆっくりすることは出来るけれど、結局そうすると、黙々と食べ続けるのが億劫になるからテレビなどを見ながら食べてしまうことになる。
そうするとそれほど食べる量は変わらないのだ。
そして生理前などは特にイライラもするから、そういう風に落ち着いた気分になりづらくなって、頭よりも先に口に食べ物を入れる、という風になってしまうことがあった。
だがそういう私が実際試してみて成功している方法が2つある。
それは下のとおりだ。
深呼吸と白湯を飲むこと
食欲が止まらない時の対処法は、何と言ってもなぜ食べたいと思い続けてしまうのか、その原因を取り除くことが一番のポイントだ。
上にもお伝えしてみたが、それは生理や心理状態から来るイライラなどのストレス。
これにより満腹中枢が乱れてしまうせいだ。
だから対処法として心のありようを改善し、心身の不調和を正す必要がある。
それにはまず深呼吸を繰り返すこと。
大体自分で困るほどに食欲が止まらない人とか過食の癖がある人、というのは感情がもろくて傷つきやすく、呼吸も浅くなってしまうことが多い。
緊張したときやイライラしたときに深呼吸を繰り返すと、心が落ち着いてリラックスできるのは誰でも経験的にお分かりだろう。
だが単に呼吸だと言うことでどうしても目が行かないものなのだ。
効果的な深呼吸の仕方は腹式呼吸となる。
女性の場合は男性よりもこの腹式呼吸、つまりお腹から吸って吐く呼吸をしない傾向になるので、対処法としては意識してお腹で呼吸するようにしてみると良い。
具体的な仕方は、お腹からゆっくりと息を吸い、ほぼ満杯になったらまた時間をかけてお腹化から息を吐く、と言うシンプルなものだ。
大体吸う、吐く動作をそれぞれ10秒くらい、頭の中でカウントしながら行ってみる。
食欲が止まらない時、まずはこれを10~20回繰り返してみよう。
もう一つは、食事の30分前に白湯を飲むと良い。
大体一番お腹が減るのがいつもの食事時間の30分前なのだが、その時に先にお腹に白湯を入れて食欲を軽減させるという方法だ。
注意していただきたいのはこの場合、お茶でもコーヒーでもない、単に水を沸騰させて冷ました“白湯”にすること。
お茶やコーヒーは様々な成分が含まれていて、それで胃腸を刺激して逆に食事の時のように活動させてしまう。
だから食欲が止まらない時に飲んでしまうと、対処法どころか逆効果になるかも知れないからだ。
白湯の良いところはそういう余分な刺激を胃腸に与えないこと、そしてお腹を温めてくれるので冷えにも効果があるし、また免疫力や基礎代謝もアップしてくれる。
単に食べ過ぎを押さえてくれるだけではないのだ。
この白湯を毎食前に150~200CCほど飲むことをおすすめしたい。
同時に就寝前に飲んでおくと、睡眠時に体が冷えることを防いでくれるから、冷え性の人にはとりわけおすすめになる。
また、上の深呼吸もそういうお腹の減ったときに行うのもおすすめだ。
お腹の空いているときにはお腹に空気をためやすい状態になるから、腹式呼吸がすごくやりやすくなるためだ。
だ。
そういうわけで、お腹が空いてたまらないときの対処法2つをお伝えしてみた。
ご覧になればお分かりになると思うけれど、薬とかサプリ、あるいはあらたまった運動などの手間をかけず、しかも手軽にできるものばかりになる。
しかもそれでいて私も試しているのだが、効果は抜群だ。
私なりにそういう体験上から得た考えだけれど、健康状態というのは見えないところでけっこう心のありようが作用していることが多いのではないだろうか?
食欲が止まらない時などは、ある意味それが顕著に表れてきているのではないだろうか?
興味のある方は、もちろん私の失敗談のように、三日坊主は厳禁。
ぜひひと月、ふた月、それ以上という長いスパンで継続してみていただきたい。
村松亜耶