生涯独身を後悔しないことができるのか?と訊かれたときにありうる二つの考え方!

生涯独身を後悔しないことができるのか?と訊かれたときにありうる二つの考え方!

生涯独身になる可能性が増えている。
そういう中、本当に結婚せずにいても後悔しない生涯を送れるかどうか?
それを深刻に考えるべきターニングポイントに社会が来ているのではないだろうか?

実際、私たち30代女性が生涯独身を避けようと婚活してもほとんど”ムダな努力”になっている現状がある。
だからむしろ後悔しない生涯独身の過ごし方を模索した方が理にかなっている、というのは考えすぎだろうか?
頭の痛くなる問題だが、大切なことだけにしっかり考えてみたい。

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生涯独身を過ごす未来は必ずやってくる?

今や生涯独身になるであろう女性の割合も年々上昇し、2015年国勢調査では14.17%。2010年の10.6% からまた大幅に上昇し、とどまるところを知らない。

それだけに結婚できる可能性がよけいかすんで見えてくるし、またどうやって晩年の孤独な未婚生活を後悔しないで過ごせるか?
そういう現実を考えるのもあながちムダではないだろう。

だが、少なくともすべき努力はしておく、そうしなければ後悔しないでよいものも公開してしまうことになってしまう。
だから地獄のような婚活の努力をし続ける女性。

30代あるいは40代なっても、そして婚活業者から“結婚する見込みなし”のように考えられることも少なくないと聞いている。

そういう営利目的の業者からでさえそっぽを向かれるような待遇を受ける立場になっても、最後の望みを捨てない。
そういう女性たちは同性ながら掛け値なしに涙を誘うものだ。

だが世の中ははっきり弱肉強食の世界。
婚活でも恋愛でも同じことが言えるだろう。
そうなるとやっぱり自然淘汰。

必ずこの国勢調査の数値のままに生涯独身が増加すれば、独り身で命を終える、そういう一生になる女性が後を絶たなくなる。
残酷な現実だが、まずこれで間違いないはずだ。

後悔しないために一生を過ごすにはどうすれば良いか

そういう生涯独身がすでに私たち30代女性であっても目の前に見え隠れしている、と言ってしまうと
「一種の被害妄想か?」
などとディスられることになるかも知れない。

実際世の中そこまで捨てたものではなく、たとえば高齢出産だって医学の進歩で以前よりは安全になってきている。
独身女性
また、結局生涯独身が見えてきているのは女性ばかりではない。

実際女性よりも大きな割合で男性の方も未婚のままで生涯を終える人の割合は増え続けているのだ。
さっきの国勢調査の例を示せば、男性の生涯独身率、2010年では20.1%、2015年では23.5%。
女性よりも一回り大きい数値で、しかも増加し続けている。

この実態を捉えて、どうしても独身で過ごすことを後悔しないで生きていくためには、一つのアイデアがある。
それは
「一生涯結婚を希望して出会いを追いかけていく」
という方法だ。

途方もないことのように思えるかも知れないが、上の通り男性も女性と同じく、そしてそれ以上に未婚のままで過ごす人がいる。
そういう男性たちとの出会いを一生をかける決心で求めて行く、というのも一つの方法ではないだろうか?

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老いらくの恋も出会い、婚活のうち?

アラサーの私の口から言うのもナンだが、
“恋愛に年齢は関係ない”。

だとすれば十分そういう「老いらくの恋」ならぬ「老いらくの婚活」もケースとしてあって良いのではないだろうか?

ただ、それでも結果として自分の命を終えるときまで相手に出会わない、ということもあるかも知れない。
加齢につれて自分の体も利かなくなるし、老いるに従って通じ合えるのはそれこそツーと言えばカーと答えるのが精一杯となることだって十分ありうる。

だが体が利かず、また思考の巡りも衰えてくる分、それだけでお互い事足りる。
そういう関係もあってよいのかも知れない。

後悔のより少ない方法を考えてみよう!

そしてもう一つ、生涯独身になっても後悔しない方法があると私は思っている。

それはどういうことかというと、ぶっちゃけて言えば長い人生は結婚できても後悔することはあるはずなのだ。

ということは、結婚してもしなくても後悔はするものだ、と開き直ることがまず前提になる。

そのうえで結婚しないとき、つまり生涯独身となったとき後悔しないかどうかを考えれば良い。

当然後悔しない、などと言うことも無いはずなのだ。
後悔というのは、何かを行って、その結果や行うこと自体が悪かった、と嘆くことになるけれど、よくよく考えれば行わないこと自体、つまり婚活や出会いの努力を進んで求めなかったときだって後悔はする。
人生一度きり
要するに、どんな行動をとろうが程度矢種類の違いはあっても後悔はするはずなのだ。

そういった場合の後悔という気持ち、嘆きの「程度」で考えてみよう。
いったいどんな時が“一番後悔”するだろうか?

要は「それを突き止めて、最小限にしか後悔しない道を選べば良い」ということだ。

そう考えてみた場合、一番後悔の少なそうな行為が実際に結婚できた場合。

次に来るのが出会いや婚活を目一杯に努力したけれど、結局生涯独身となるしかなかった場合。

そしてどん尻、最後になるけれど一番後悔するのはそういう行動に出ようとしなかった場合ではないだろうか?

つまり相対的な比較の話になるけれど、たとえ生涯独身であったとしても一番後悔しないですむ方法として、出会いを求める努力をがんばること。
つまり2番目のケースがあたる。

私の独断偏見かも知れないけれどいかがだろうか?

形よりも心の通い合いを求める、それが出会いの一番の動機に

よく生涯独身だと、病気になったときとか自分の墓の心配など、目に見えることが真っ先に心配の種に上がってくる。

だがそれだけだったら人生の終末だと思ったときに何とか自分で采配できることもあるだろうし、そういうライフケアサポートを回するなどして手配することもできる。

だがそういうものとは別に、心の通い合うパートナーがいてくれたかどうか?
その時になってみなければ分からないが、一番大切だと思うべきはこれ意外にあり得ないと思う。

いくら生涯独身で私は幸せ、と言ってもそういう自分の本音は自分が一番良く知っているものだ。
自分に正直であるためにも、婚活を無理に進めるわけでないにしろ、生涯のパートナーを求めることは決してムダにならない。
そう思いたい。

小谷祥子

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