花粉症の薬に副作用!眠いつらさを耐えるよりも、他の方法を考えるチャンスに!
花粉症の薬と言えば、どう考えても眠い副作用とひと続き。
切っても切れないペアのようなものだ。
ちなみに私はここ数年毎年ザイザル錠を処方してもらって飲んでいる。
眠い作用はばっちりあるので、もちろん車の運転は御法度なのだが、毎年花粉症になると薬の副作用と戦わなくては仕事にならない。
そこで、眠いのは何とかならないか?
と考えたとき、いくつかあることはある。
そしてその中には確かに“理想的”とも言うべき方法もあるのだ。
実行するかどうかは別にして、それをちょっと語ってみよう。
花粉症は薬なしで過ごせればベスト!副作用は意外と怖い!
花粉症の薬、私はいつも通い付けの耳鼻科で処方してもらっているのだが、実のところ薬というものは何でも副作用がある。
このことを知らない人はけっこう多いかも知れない。
だから花粉症になったとしても、何とかして薬を使わずに過ごせないか?
それをまず考えていただきたい、と言うことだ。
その証拠と言って良いのか悪いのか分からないけれど、医者や薬剤師などは花粉症や風邪の薬などを飲もうとしないとよく言われている。
なぜかというと、彼らは副作用の怖さを専門家として知り尽くしているからだ。
私たちは医師の診察による処方で薬をもらったり、ドラッグストアなどで薬剤師から買ったりしているが、信じられないことに彼らは風邪とか花粉症にかかってもあまり薬に頼らないのだ。
それには理由が二つある。この二つの理由を考えて見ると、確かに薬を飲まないという理由はうなずけるものがある。
だから最初に結論を言ってしまうけれど、なるだけ薬に頼らないようにして、自分の自然治癒力で回復、改善する方法を考えた方が良いということだ。
まずその理由の一つ目には、症状を根治させるものではなく、あくまでも症状を軽くするだけのもの。
典型的には、抗ヒスタミンや抗アレルギーがあるが、私もよく使う抗ヒスタミンは眠い副作用の他、だるさやめまい、下痢や便秘を引き起こしてしまう。
また、抗アレルギーは胃腸、肝臓に障害をもたらすことが多い。
特に長期間飲み続けたときはこういう副作用が顕著に出てしまうのだ。
だから結果として、医者がいくら処方してくれたからといって、それを花粉症のように長期間飲み続ければ何らかの体の不調、つまり副作用の兆候が出てしまうことになる。
薬の乱用で自然治癒力やデトックス機能を体がつくれない
もう一つの理由は、確かに薬を飲むことで、風邪でも花粉症でもその場での症状を軽くすることは可能になる。
だが一方、自然治癒力によって病気を撃退するチャンスを奪っている。
それが薬の乱用という行為だ。
私はさすがに実行していないが、症状が高じると、私も良く風邪に移行する。
放っておくと熱が出たり症状が重くなるから、勢い耳鼻科で風邪薬、と言うこととなるのだが、むしろ熱が出るというのは、体内で免疫力が高まり、病原菌を撃退している証拠でもある。
一方、花粉症でもそうだが風邪などには単に症状を緩和する効能しかない。
要するに治すのではなく、症状を軽くするために飲み続けているのだ。
だがこれが実は大きな落とし穴。
医療従事者だったら、軽い風邪とか花粉症、そういう症状自体は、飲まない方が体に良いとまで言いきっているくらいだ。
もちろんその原因は副作用。
私のように眠いだけではない、口が渇いたり排尿が困難になる場合もある。
また、同時に体がそういう病原菌を自然治癒力によって撃退する、デトックス機能を発揮させ養うチャンスをみすみす消していることにもなる。
実際、欧米諸国と比較しても日本人は異常なほどに薬に頼ることで有名だ。
鍼灸による治療は意外と盲点!副作用もなく症状の改善に効果的!
では花粉症、いったい薬に頼らないでどんな方法で症状を改善できるというのだろうか?
実は私のお伝えしたい内容、これが究極の目的になるのだが、これもまた二つある。
一つ目には、副作用が全く心配いらない鍼灸を試してみてはいかがだろうか?
馴染みのない方にはちょっと眉唾かも知れないけれど、実は鍼灸によるツボ療法、非常に素晴らしく症状を改善してくれる事実がある。
しかも薬など全く使わず、ツボを鍼や灸で刺激するだけだから、眠いなど、何の副作用も心配ない。
花粉症というとどうしてもこういう東洋医学がないがしろにされてしまっている様な現状があるけれど、ぜひ一度鍼灸医の治療を受けてみると良いだろう。
食生活、習慣の見直しで免疫力をアップ
もう一つはこれも究極の改善方法になるけれど、ご自身の免疫力を出来るだけアップする努力をしてみると良い。
花粉症に限らず、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどもすべて免疫力の減退によってかかるものだし、とりわけ腸内環境を整えて、免疫機能を活性化する努力を継続してみることだ。
免疫機能の7割は腸内でつくられるので、腸内環境を整えることは健康全般にとっても絶対不可欠な要件になる。
そのためには本当に根本から食生活、生活習慣などを見直すことから考えるべきことになる。
でも本来的にこれらが一番健康にとって大切なことになるわけで、単に花粉症だけの問題ではない。
ヨーグルトやレンコン、納豆などの大豆食品、青魚などを積極的に食べるようにし、コンビニ弁当やジャンクフードなどは極力避けるようにする。
そして体を温めるために白湯やお茶などを飲むようにし、ウォーキングやジョギングなどで体を温めること。
こうした努力によって腸内環境を改善すれば、血行とともに代謝能力も高まる。
症状が酷くなって、どうしても薬に頼らないと辛い、と言うときだけ飲むようにすると良いだろう。
もちろんその時には眠い副作用がついて回るわけだけれど、どれだけ飲まないで頑張れたか、という努力も必要だ。
花粉症もよく考えれば、体の健康上で何語らないものがあるからこそ、現れることとなる。
それをよく考え、本当の健康を取り戻すために何が必要か?
そういうご自身の健康にとって本当に必要なことを考えるチャンスなのかも知れない。
ここまでお伝えしてみた内容の中に、何らかのヒントとなることがあれば幸いだ。
村松亜耶