彼氏が嫌い!でも別れられないってなぜ?これだけはブレずに押さえておくべきこと!
彼氏が嫌い。
だけど別れられない。
そういう人は多いけれど、なぜ別れられないのだろうか?
理由はいろいろあるようだし、せっかく出来た彼氏を嫌いになるのも、そう言いながら別れられないと言い張るのも自由だ。
だが、結局嫌いなのに彼氏と別れられない、と言う女性は結局自分でどうして良いのか分からないかも知れない。
そういう女性たちにはいったいどんなアドバイスが必要になるのだろうか?
惰性や打算が働いて彼氏が嫌いなのに別れられない?
彼氏が嫌い、もう我慢できないようだったら別れるのが一番良い。
誰でもそう思うはずだ。
でも不思議と別れられないという女性も少なくない。
いろいろ理由はあるけれども、一つには
「嫌いな彼氏でもいないよりはマシ」
という考え方もある。
結局別れられない、というのは万一別れてしまうと、それによって自分の方も少なからず不利益を被ったりするからだ。
一人になってしまう、これからまた難しい出会いを求めなくてはならない。
あるいはもしもまた新しい出会いがあったとき、さらにもっと嫌いな相手だと分かってしまうかも知れない。
そういう万一を考えたら嫌いな彼氏であっても、そこそこ我慢する方法を考えて行けば何とかなるかも。
ざっと別れられない時の理由を並べてみたのだが、結局は自分を中心とした損得勘定の行ったり来たりになることが多い。
だがこうなるとすでに初期の恋愛感情は消え失せて、単に利害関係で結ばれているだけの二人ということにもなるだろう。
利害関係が全て悪いというわけではないけれど、そればっかりになるというのも問題がある。
そんなとき、お互いの将来を真剣に見つめて行く必要を考えると、どこかでキゼンとした態度も必要になるし、二人の関係の見極めだってなくてはならない。
嫌いな理由を突きつけて、彼氏にやめさせる
そこでいくつかアドバイスをお伝えしてみよう。
まず筆頭は、嫌いな彼氏を再び好きになるよう努力してみてはどうか、と言うことだ。
「大」嫌いなレベルにまで嫌いだ、とまで思っている人にとってはとんでもない過酷なことだと映るにちがいない。
だがそれでも別れられないと言うことは、打算とともに未練も残っているはずだ。
そのわずかな未練に訴えかけてみていただきたい。
そのために二つほどコツをお伝えしてみよう。
一つには、あなたが彼氏を嫌いな理由を本人に突きつけて、それをやめてもらうよう説得すること。
習慣とかクセ、思考など、具体的に見つめれば結構列挙できるはずだ。
例えば私の友人女性の彼氏だが、駅のゴミ箱から他の人が読んで捨てた新聞を拾い出して読むのが習慣だった。
オジサンたちがよくやるアレだ。
説得して説得して、別れるぞ、などと脅かしてようやく彼氏が聞き入れてやめたようだ。
そういう風に何とかコミュニケーションがまだとれるようだったら、勇気を鼓舞して彼氏に迫ってみたらいかがだろうか?
嫌いだけれど別れられない、という気持ちの背後にはどうしても面と向かって言いたいことが言えない、と言う場合も多い。
そういう時には勇気を持って正しい理由を付けて彼氏に迫ってみること。
見ず知らずの相手に言うのでない。
だからぜひそのくらいの勇気は持っていただきたい。
好きな部分をクローズアップして嫌いな部分を覆い隠す
もう一つは、誰でも長所と短所はある。
そのうち短所ばかりを見ないで長所の方を見つめるようにすべきだ、と言うことだ。
恋愛関係も長くなると最初の新鮮さは薄れてくる。
同時に。付き合っていた当初は相手の良いところばかりが見えていた、というより見ようとしていたくらいだろう。
けれど、当初の情熱がだんだん冷めてくるとともに冷静になり、さらにはマンネリしたりした結果相手の短所ばかりが鼻につくようになることも多い。
そういう自分の気持ちの低下を取り直してはいかがだろうか?
そのためには、努力して付き合い始めた最初の頃のように、短所を忘れて長所を見ようとする努力もしてみて損はない。
長所を褒めることで二人の関係も良好に
ただ、長所を見つけてあげただけではこちらの気持ちも伝わらない。
だから何とかしてそういう努力を彼氏に分かってもらわなくてはならない。
でも、これも難しく考えることは無いけれど、一つには相手を褒めること。
良いところを見つけてあげて指摘して褒めてみるとよい。
そうすることで自分も彼氏について長所を探す努力をすることになるし、また褒められた男性の方も絶対に悪い気はしないものだ。
人間というのは男女とも単純なところがあって、人に褒められると、それがよっぽどわざとらしかったり嘘臭くない限りは絶対に嬉しくなるもの。
そういう嬉しい気持ちを相手が顔に表してくれると、今度はそれを見てこちらの方も嬉しくなるものだ。
「私の言ったことに喜んでくれて嬉しい」
と言う具合だ。
別れられない気持ちを鼓舞してきっぱり別れるのは最後に回しておくこと
ただ、それでもどうしても別れたい、と言うときには、自分なりに別れられない理由を振り払い、多少の犠牲は覚悟の上で別れることもアリだ。
実際、いろいろ自分の都合とか後先を考えてしまうとどうしても別れられない事が多い。
でも、別れてまっさらな関係にお互いなることで、しっかりと新たな出会いへと向かうことが出来るし、彼氏だって自分自身の将来をきちんと考えて行くことも出来る。
ズルズルべったりに中途半端な「嫌いだけど別れられない」という状態よりはよっぽど将来に向かって建設的なはずなのだ。
ただ、別れる前に関係を修復できる余地があれば、できるだけそういう努力はしておくべきだ。
たとえその努力が失敗して結局別れてしまったとしても、次に出会った新しい男性との関係を、もっと素晴らしいものにするのにもよい経験値になる。
私が別れる決断を最後に持ってきたのは、そういう意図もある。
最後になるが、そういうわけで別れる前にいろいろ試してみていただきたい。
嫌悪する気持ちの裏には、どうしても相手の短所ばかりを見てしまう気持ちがある。
それでよけいにうんざりしてしまうのだ。
あくまでも公平な目で見て、ブレずに考えてみること。
冷静になって、自分のことも考え合わせてみること。
その勇気を持つこと。
その中で、今まで気づかなかった彼氏の良さも分かってくるかも知れないし、むしろ後で冷静になったとき、別れられないで良かった、と思うこともある。
そういう発見があることを願いたい。
栗本はるか