心霊番組はやらせばかりで本物なし?そんな実態のウラに潜む闇こそが本当の恐怖!

心霊番組はやらせばかりで本物なし?そんな実態のウラに潜む闇こそが本当の恐怖!

心霊番組にはやらせが多い、とよくいわれている。
最近ではそんな心霊番組で紹介された心霊写真に全くのやらせ疑惑が再び浮上した。

本物どころかなんとある一般の人が写した写真を無断で利用し、ねつ造して紹介されたという。
当然社会から大きな非難を浴びた。

心霊番組というのは娯楽のジャンルだけれど、視聴者はそれを信じて本物と見ているものだ。
それを考えれば、あれほど露骨にやらせを仕掛けるとは思ってもみなかったと言う人も多いに違いない。

でも結局そこにはTVという特殊な世界の「掟」がある。
そしてやらせの多いTVにこそ出にくいけれど、確かに本物はある。
これが私の主張したいことだ。

一つずつご紹介してみたい。

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心霊番組でやらせばかりやるのは本物を出せない?二つの理由がある!

本当に本物は存在しないのか?
TVで流される心霊番組、あの内容は最初から最後までやらせの嘘
ばかりなのだろうか?

なぜこんなマネをして視聴者の怒りを買おうとするのか?
いろいろと疑問はつきない。

この疑問に対して、二つの理由がどうやらありそうだ。
そして、その理由のためにやらせばかりで本物を出さない。
と言うよりもおそらく心霊番組と銘打っていても「出せない」のではないだろうか?

私も別にTV局側の肩を持つ気は毛頭無い。
ただ願いたいのは、偏ることなく真実を報道してほしいということだけだ。
テレビ

視聴率のためなら何でもやる?

まず一つ目の理由は、“視聴率”と言うものを獲得したいがためだ。

TV局は視聴率を血眼になって追いかける。
それはわずかな視聴率の差異であっても巨万の金額が動くからだ。
もちろん視聴率が高い番組ほどその金額は大きい。

だから視聴率を稼ぐためには、TV局は基本なんだってやる。
心霊番組の元制作スタッフだった人の裏話もネット上で流れているけれど、そう考えて良いようだ。

繰り返すけれど、心霊番組で本物を出すよりもやらせや偽物、作り物の写真や動画の方が視聴者の興味をそそったりする。

と言うことは、遠慮無くこっちの方を使う、ということもあり得ないことではない。

嘘ばかりの情報を流される、そして視聴者はそれを真に受けてしまう。
そして真相は闇の中へ。
ものすごく恐怖ではないだろうか?

実際、その数は偽物よりも遙かに少ないとも言われているけれど、本物の心霊写真というのは見栄えもぱっとしないものも多く、視聴者へのアピールも弱いと言う。

現に心霊番組でやらせやねつ造が発覚したりすると、ネット上で世間の非難に対してアンチのように

「元々エンタメ番組なんだからインチキや偽物が出たってどうってことない」
「所詮TV。騙される方が悪い」
みたいな意見も飛び交う。

だが、それでも多くの視聴者が本物だと思って見ているのは間違いないだろうし、だからこそ興味を引かれるも言える。

この辺いろいろ法的な問題も絡んできそうなので微妙なところかもしれない。
それを暗示するかのようにして、TV局側はやらせの心霊写真の問題についてはっきりとした回答など一切伝えていない。

いわばほとぼりが冷めるのを待つような状態ではないだろうか。

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心霊番組は本物を使うと「呪われる?」

二つ目の理由だが、心霊番組で心霊写真や心霊動画などを紹介する際、それを説明したり除霊を担当する役割として、TV局は必ず霊能者という人を出してくる。

それなりに名の通った人も多いし、あるTV局が一般人の写真をやらせで使用した時にも「心霊研究家」と称する人物が出演した。
そしてそのやらせ写真を「お炊き上げした方が良い」などとアドバイスをしていたという。

ところが心霊番組でのやらせが発覚。
TV局が流す前の写真には、心霊現象めいたものは何も写っていなかった。
TV局側の完全なねつ造、ということのようだ。

しかしながらその人物、世間の非難に対しては
「偽造されたものに霊的なものが宿ることが増えている」
などと語っていたという。
(参考 http://www.sankei.com/affairs/news/170723/afr1707230015-n2.html)
砂嵐
この人物のコメントをあくまで信用するかどうかは別として。

しかしながらこういう人物も含めて、心霊番組に出演してくる霊能者とか心霊研究家、あるいは心霊関係に従事する人というのは本来的な霊能力、心霊現象に対する解決能力についてはかなり疑問になってくるのではないだろうか。

もしもそうだとすれば、万一ガチ正真正銘の心霊写真や動画、映像などが心霊番組で扱われた際、その危険な邪気とか霊力を防ぐことができるのか?

私もちょっと数人のその筋の人に尋ねたところ、

「そんな危ない橋は渡らないでしょ?」

となった。

本物は危なすぎる。
TV局で用意した霊能者では太刀打ち無理。
だから偽物の方が安心。
そして偽物、やらせの方が視聴者が増える。

こんな、やらせが美味しい現実が、ニンジンのようにしてTV局制作側の鼻の先にぶら下がっている。
そう考えるのだがいかがだろうか?

私も実際見たり撮ったりしたことがある?本物の心霊写真の究極の見分け方とは

そういうわけで。
TV局の番組ばかりに興味を寄せてしまうと、心霊番組というのがすべて嘘の総括。
本物まるでなし、のように見えてしまったりするかもしれない。

しかしながら、確かに本物の心霊写真というのは存在する。
だからやらせや偽物もある、ということになるはずだ。

じゃあその本物、一体どこでどう見分けていけば良いのだろうか?

あくまでこれも私の主張になるけれど、一番確実な方法は次のようなものだ。

「自分でそういう心霊写真を撮ったり写されたりし、同時にそれが原因となる心霊現象を体験すること」。

心霊番組にやらせが多くて本物は少ない。
けれども、逆に本物の心霊写真や動画などであっても、いくらでも偽物呼ばわりされる、そういうことだって多い。

それをすべて払いのけて「これこそは本物」というものを知りたければ、自分自身でそのものズバリの体験をするしかない。
自分自身が証人なのだから、これ以上の証明の仕方は無いわけだ。

そういうリスキーな体験をしたいと願うかどうか。
自己責任になるけれど、どうか決定は慎重に願いたい。

そこまでしないで、本物かねつ造・やらせかをカヤの外で叫んでいるのが一番安全に違いない。

小谷祥子

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