同棲がうまくいかない時期は必ずやってくる?どうやって備えておくのか

同棲がうまくいかない時期は必ずやってくる?どうやって備えておくのか

同棲では現実の生活の厳しさに振り回されて、うまくいかないことも多いし解消するカップルも多い。
だがいつも同棲がうまくいかないままということも無いわけで、時期によった波があったりする。

よく身近な体験者の話をまとめてみたりすると、確かに倦怠期というか、そういう危ない時期というのは出てきたりする。

普通は同棲し始めの頃にうまくいかないというカップルは少ないけれど、それも人それぞれだ。
確信的には言えない。

でも遅かれ早かれそういう時期に突き当たったときにはどうすれば上手く切り抜けられるのだろうか?
また、前もって用心しておきたいのなら、どう備えていけば良いのか、それをお伝えしてみよう。

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同棲が破綻する「危ない時期」の見分け方!

そもそも同棲というのはある意味カップルにとっての試練のようなものだ。

今まで恋愛交際した後、最近では特に結婚の準備として同棲を一つのステップととらえてスタートするカップルが多い。

でも結局結婚のシミュレーションの様な実生活なのだから、今までと全然違う、 うまくいかないという時期は思っていたよりも早く来やすいものだ。

そしてうまくいかない時期というのは必ずといって良いほどお互いの気持ちの変化とセットで到来するようだ。
私が身近にいる経験者の女性たちに聞いたところ、大体次のような時期になる。

・愛が冷めて幻滅の方が鼻につくようになる.
お互いの短所やクセ、いただけない考え方などが恋い焦がれていた想いを吹き飛ばす、そういう時期は必ず来るものだ。

・生活にくたびれる。
意味が広いけれど、彼氏とのルーチンが上手くかみ合わない、寝起きの時間が大きく違う、また気楽な一人暮らしから、二人暮らしになると極端にプライベートな時間、一人でくつろげる時間が無くなる。
同棲でストレスがたまる人は意外に多いものだ。

・隣の芝が青く見えてしまう。
要するに浮気。
パートナーに飽きてくる時期というのが必ずやってくる。
それと同時に周囲にいた異性が反動でよけい魅力的に見えたりしてしまうのだ。
そうすると倦怠期どころか浮気に走る事だってあったりする。

恋愛中もよく聞くが、同棲は一回りキツくなる。
パートナーとも一層うまくいかないようになるし、そう感じてしまう。

同棲スタート後、2,3ヶ月でこんな体験をする人もいれば、数年の間仮面のような同棲生活をしていて、そのウラでこっそり他の異性を相手にしている、などという場合もあるようだ。
トラブル
うまくいかない時期というのをひとくくりにまとめて言えば、パートナーへの求心力が無くなってしまい、むしろ外に向いてしまうということ。
そういう気持ちが強い期間が長引くほどマンネリと生活疲れで増幅してくる。

同棲の期間はなるだけ1年とか半年などと区切っておく方が良い、というのはこういうケースに備えてのことだ。

問題解決に前向きでないのが一番キツい!

そんなうまくいかない時期を乗り切れれば、結婚への道が開かれたようなものかも知れない。
でも破綻して同棲を解消するカップルも跡を絶たない。

同棲したカップルの内、破局してしまう割合が実に8割にもなるというアンケート調査結果もあるけれど、結局うまくいかない時期を乗り切れないのが原因だ。

ただ、そうなってしまう時期にある原因のうち、一番何がキーポイントになるかと言えば、困難を解決する努力をしたのか、またはそれに備えて準備をしていたのか。
その有る無しも大きなファクターとなるはずだ。

難しく考える必要も無くて、例えば相手の彼氏のいびきとか歯ぎしりが寝るときうるさい、口臭がイヤだ、などと言う事がある。
ささいだが、だからこそ一緒に生活を続ける中では積もり積もってしまうとも言えるはずなのだ。

こういうことに対して、一つには「慣れる努力をする」、もう一つは「イヤだ何とかして」と直談判のように相手に告げる、という方法がある。
慣れることができれば良いのだろうけれど、私もそうだが神経質な女性だとそうも言えない。

そうすると我慢を重ねるか言ったりするか、または両方かだろう。

でも一番気持ちが楽になるのは、やっぱり相手の男性がこちらの苦労を理解してくれて、無駄に終わろうとひとまず直す努力をしてくれるときなはずだ。

そのためにはしっかり意思の疎通、つまりお互い問題を解決するために話し合い、生活を続けようと努力する姿勢が無くてはならない。

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でも、同棲の一番やっかいな部分は、恋愛中と同じく相手から良い事ばかりを「与えられる」と期待する気持ちばかりが先行してしまったりすることだ。

このため相手に何らかの欠点があると分かった時点でもうダメ、となることが往々にしてある。
また、そういう事が事前に分かっていたとしても何の手立ても打たないままに同棲を始めてしまうことだって多いだろう。

でも、お互いのイヤなところには目をつぶりたい、逃れたいという消極的な姿勢が続くからこそ、イヤな思いが積もるに任せてしまい、お互い疲れてしまう。

同棲から結婚に至った女性も私の周囲にはいるけれど、自戒もかねてもっと話し合えば良かった、と当時のことを話してくれた。
「こっちだって勤めに出て忙しいのに、それでも旦那(当時の彼氏)は食事を作らないとすぐ不機嫌になるしね。
しかも旦那の好きな食べ物は私と真逆みたいで、よけい作るの面倒になった」
とか。
カップル

ケンカや言い合いにも「程よいところ」がある?

もう一つ、同棲がうまくいかない時期があるようだ。
それは相手と自分との気持ちや主張のバランスが分からなくなってくる時期、といえる。

恋愛交際中はお互い遠慮しがちな部分もあったけれど、同棲になるとそんなことにこだわっていられない。

でも、ケンカや言い合いになってもどういうポイントで矛を収めたり妥協するのか、その機微がつかめない時期は絶対ある。
「ここまで口で追い詰めない方が良い」
「この辺で折り合うのがベストだよね」
みたいな、言ってみればコミュニケーションのバランスのポイントだ。

その呼吸がつかめない間はどうしてもうまくいかないという感触が強くなるし、そこからどんどん気持ちが引いてしまう。
つまり
「この人と一生やっていくのは無理」
と投げ出してしまうのだ。

同棲がうまくいかない時期というのは避けられないかも知れない。
でも突き詰めれば互いの気持ちの行き違いが原因になる。
そしてそういう気持ちの有り様こそが一番大きいはずだ。

もしも失敗を避けようとするならばしっかりと話すべき事を話し合う、そしてできれば一緒に住み始める前に、お互い困ったことができたらこういう風にして解決しよう、とあらかじめはっきりと取り決めしておくと良い。
“転ばぬ先の杖”として、ぜひしっかりした計画を立てておいていただきたい。

栗本はるか

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