初詣 神社とお寺に両方行っても大丈夫?ご利益倍増を願うアラサーのための知恵を紹介!

初詣 神社とお寺に両方行っても大丈夫?ご利益倍増を願うアラサーのための知恵を紹介!

初詣は神社の方が良いのかそれともお寺にすべきなのだろうか?
毎年悩む方も多いにちがいないが、中には両方に足を運ぶ人もいたりする。

ご利益は多ければ多いほどありがたいわけだから、そういう行為に走る人の気持ちもわかるし、同じ独身のアラサー女性だったら、それだけ出会いを渇望しているのも十分同情できる。

そこで初詣に限らず、神社やお寺に参拝する時にはどういうことに気をつければご利益がたくさんいただけるのか?
両方行ったりしたらもしかしてバチかぶるかも、と心配している方にとっても耳寄りな知恵を紹介してみたい。

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基本的に神社とお寺の両方にお参りはOK!でもこれだけは注意!

まずはじめに、初詣に神社とお寺、両方行ってしまってもかまわないのだろうか?
という疑問なのだが、答えは○。

つまり両方行っても良いし、神社やお寺をそれぞれ複数回ってもかまわない。
むしろ複数の神社仏閣にお参りすることで、ご利益が重なるから縁起が良くなる、とまで言われている。

だから初詣であろうと他の参拝の用向きであろうと、基本的に神社とお寺の両方に行くことはむしろオススメだ。
ぜひたくさんご利益を集めて良い一年を過ごしていただきたい。

ただ、普通に考えて身内に不幸があったときとか、葬式などの法事と重なった日取り担ってしまう場合はよした方がよいと言われている。
特に神社は葬儀を取り持つお寺と異なり、あくまでも神様を祀る神聖な場所になるわけだから、喪中などの時には控えた方が無難だ。
どうしても行きたいときには直接神社に問い合わせてみたりすると良いだろう。
伊勢神宮
そしてもう一つ。
むしろこっちの方が大切になるのだが、何でもご利益にばかり走ってしまうのが私たち独身アラサーの悲しいところだが、だからといって何でもかんでも神様や仏様を拝み倒してお札やお守りをわんさと買ったりするのはあまりよいとは言えない。

結局家の中で神様同士がケンカする、というかスピリチュアル的な話になるけれど、そういうやり方は個々の神様を軽々しく扱うことにもなりかねない。
だからむしろ運気を下げてしまいかねないことになるので要注意。

結果としてお参りに方々行っても良いのだが、お守りやお札はなるだけ数を少なめに買った方が良いようだ。

そして話を続けると、そういう女性の場合、往々にして参拝する時に願うことは正直言って崇高な願い事とは言えないものが多くなりがちだ。
私などもよくやらかすのだが、年収一千万の男性に巡り会えますように、とか、両親と同居していない次男を紹介してくださいね、とかとか。笑

その気持ちはいくらでも同情できるけれど、神様の立場になって聞いてみたら、どう感じるのだろうか?
ぜひこれを考えていただきたいのだ。
結局それこそがどんな願い事をすべきなのか、のヒントになるわけで、非常に大切になる。

また一方で、そういう願い事はほどほどにして、『お参りに行った』という事実のみを重んじる場合も同様になる。

どこそこの神社に私はわざわざ足を運んでお参りに行った、
だから神様も良いように取りはからってくれるにちがいない、という案配。
そして自分は何の努力もしないまま。
これも神様はあまり好意を持てないのだ。

そういうわけで、実のところこの話は知人の神主の息子さんから聞いたものになる。
だから結構レアで貴重な情報になっていることはまちがいない。

要は心を正しくして、清い願い事を心がけることが大切になる、ということ。
複数の神社やお寺、そして神道仏教の両方にお参りするのはまったく自由だが、大切なのはまず心の方。
そして神様仏様には願い事の前にまず感謝。
それを胸にたたんでおいていただきたい。

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両方行ってご利益倍増できるの?

初詣というのはそういうわけで、神社とお寺の両方にお参りに行くビッグチャンスといって良いのかも知れない。

そして上の通り、両方行ったり複数の場所を参拝して回ればご利益も重なる、といわれているわけだから、ご利益倍増、ということも期待できるのだろう、と誰もが思うにちがいない。

ただ、問題はこの「倍増」という表現になる。
ごくごく単純に考えて、たとえ話をしてみよう。

去年は神社一カ所を巡ってそのご利益が10ほどあった。
だから今年の初詣には2カ所の神社を巡ってみよう、そうすれば20のご利益をゲット、10カ所行けば100ガメることがで来てホッコリ間違いなし?というもの。

果たして本当にこうなるのかどうか、これも神主の息子さんに聞いてみたことがあるが、

そんなことあるわけない!

常識で考えればわかることでした。笑

そもそもご利益というのはそういう物品などではかれるものではない、ということ。
あくまでも神様に対して自身の気持ちの有り様を見せるのがこういう参拝の目的で、むしろ願い事というのはそのほんの一部でしかない。

ご利益と言ってしまうからみんな変に考えてしまうんですが、とその人は言う。
結局参拝というのは神様と心を通わせるための行いだから、心がお金など、この世の物質的なもので測れないのと同様、そういう神様からの「印」だって測ったり計算などできるわけがない。

お寺だって同じで、ご本尊と心を通わせるのがそもそも初詣などの参拝の目的なのだから、そういうふうにいくらいくらのご利益を目当てに、などはいわば“邪心”。
それこそ禁物だ、ということだそうだ。

まあ、言われてみればそうだとしか言いようがないけれど、真顔で聞いてみた私があまりにアブナイ人間にその人には見えていたのかも知れない。笑

個人的にはお寺の方が好感持てる理由

そういうわけで、神社とお寺の両方に初詣に行っても基本的に何の問題もない、心の有り様はしっかりチェックしてくださいね、ということになるだろうか。
初詣
ただ、最後に個人的な好みとしては、私は神社よりもお寺の方が何となくだが行きやすいように感じる。
その理由は、神社の方がお参りの作法がややこしいためだ。

神社にはお寺と異なり鳥居があって、その鳥居の真ん中は神様の通り道だから行きも帰りも通ってはいけない、鈴を鳴らしてから賽銭を上げる、二礼二拍一礼を覚えておく、というもの。
覚えてしまえば何ともないけれど、とにかく一年に一回のことだからつい忘れてしまう。

決して他の方たちにお寺の方だけ行くようにと進めているわけでは毛頭ないけれど、神社で参拝の手順を間違えて恥をかいた友人もいたりするので、これだけは今回も「うーん」と考えてしまうのだ。笑

村松亜耶

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