彼氏が自己中で困っている女性は意外と多い。
でもそういう時には付き合い方がある。

彼氏の性格にもよるけれど、自己中ということが悪いことだとすぐ決めつけることは出来ない。
まずは付き合い方の前にそこに目を向けていただきたいのだ。

結局女性も同じだけれど、多かれ少なかれ人間って自己中でなければ生きていけない。

ただ、それが彼氏という特別な存在の場合、どうしても女性の方でボーダーを無意識にもうけてしまい、それを物差しにしてはねつけたり受け入れたりしてしまう。

でも、付き合い方を柔軟に考えて駆使してみればすごく楽になるし、そうでなければどちらかから別れを切り出すかも知れないのだ。
どういうノウハウなのか、お伝えしてみよう。

付き合い方を知っておけば彼氏の自己中を楽に考えることも出来てくる？

よく耳にするけれど、 自己中な彼氏との付き合い方が分からないと困り果てる女性。

その彼氏にうんざりして嫌いになった。
そして結局嫌気が差して別れてしまった、というケースまで出て来ることもある。

女性によっては 自己中とか他の欠点があっても、それ以上に彼氏が好きな場合もあったりするし、そういう時には何とかして乗り越え方、つまり付き合い方をがんばって身につけようとすることも多い。

だがそうではなく、ストレスの方が先に立ってしまい、忍耐が続かなくなる女性だって多い。
そして結局付き合い方を知る以前に別れてしまう場合もある。

自分の都合を考えるだけで彼女の私のことは全然気を遣ってくれない、そのお陰で私はいつもイライラ、我慢の連続。

確かにこれでは嫌気が差す人も出てきて当然のことだけれど、そういう女性であっても、乗り越え方、付き合い方を知っておくだけでも気持ちは楽になる。

軽くあしらうテクニックを身につける

その付き合い方、核心の部分には3つの柱があると言って良い。

一つは諦めること。
二つ目には軽くあしらうこと。
三つ目には慣れること。

彼氏の自己中などと言うのは、結局性格の部分でもあるから基本直しようがないとも言える。
だからこそしっかりと自己中の彼氏と向き合って、賢い付き合い方が大切だ。

逆に言うと、 貴方がもしも自己中なパートナーに困り果ててしまっている場合、もしかしたら単に“愛情を向けて尽くし、そして我慢するところを見せていれば良い”と感じて行っていないだろうか？

一見確かに大切なことばかりだけれど、結局上の3つを知らないと、やがて絶対息切れしてくるのではないだろうか？

愛情も長い交際期間が経てば、やがてそれが普通のように感じてしまう。
我慢や忍耐は必ずストレスがつきまとうから、結局長続きすればするほど自己中な彼氏新谷汚さしてウツにすらなるかも知れない。

だから本当に二人にとって将来的にしっかりした関係を持ちたいと願うならば、ぜひこういうノウハウを知っておいていただきたい。
無策で愛情ばかり注ごうとしても、その結果貴方が潰れることだって合ったりするからだ。

上の3つを順繰りにご説明しよう。

性格を「諦める」のはノウハウの基本

自己中な彼氏にウンザリしている理由は、こちらの主張が通せない、向こうの都合ばかりに自分が振り回されてしまっている、ということがある。

これを別な味方をすれば、貴方独自の願望が残っており、彼氏をそれに従わせたいと願うあまりのことになる。

こういうとき、あくまでもムリに付き合い方を変えようとするとよけいストレスだ。

だからある意味「この人はこういう性格なんだ。何を言ってもしょうがない」と諦めてしまうのも一つの方法になる。
そしてまた、ノウハウとしては一番基本の部分だ。

肩の力を抜いて、男性からの都合や予定の押しつけには、最低限こちらの都合を伝えた後は諦めてしまうこと。

ある期間付き合っていたら、そういう貴方の雰囲気も無意識に男性の方で感じ取ることも多い。
当然不機嫌な貴方に気がつくだろう。
その時彼氏にあらためてもらえれば良いのだ。

提案を受け入れて、しかも上手にかわしてしまう

男性の方からいろいろな計画や連絡のやりとり、デートの約束などを決めてこられたら、
“受け入れると同時に上手くかわしてしまう”。
つまりあしらうことも一つの付き合い方のテクニックだ。

例えば彼氏がデートの約束などを伝えてきたときには、貴方の方で一応受け入れるけれど、こちらも他にしてみたいことがあるから、始めから終わりまで付き合う事ができない、などとクギを刺しておく。

要するに受け入れておきながら、一方で“迷惑だ”という自己主張を盛り込むのだ。
正面切って断りを入れたりするとどうしても角が立ちやすいから、このテクニックはすごく重宝なはずだ。

徐々に慣れていくので過度の心配は不要

最後には、結局貴方の気持ちの持ちようになるけれど、最初の内は
「こんな彼氏の自己中に困ってしまってこの先どうなるのだろう？」
と、取り越し苦労のような心配をする女性も多い。

でも、こういう女性は往々にして時間の経つ内に自分の方でも慣れていく、ということを気がつかないものだ。

もちろん付き合い方のノウハウとは別物の“福音”になる。
そして人間というのは結構環境に慣れる生き物でもある。

最初は
「こんな人に付いていくなんてムリ」
と思っていたけれど、いつの間にか気持ちが楽になってくる。
それは時間とともに無意識に自分の方で相手の男性の行動バターンに慣れてきた、ということでもある。

特に相手の男性が 自己中だなどと言うときには、意外と女性自身の方でも自己中な時も多い。
だから自分の希望や主張がなかなか男性に聞き入れられないと、よけいに辛いのだ。

でもよくよく長い目で考えれば、お互い二人で過ごす時間を将来にわたって考えているような場合、誰でも多かれ少なかれ相手の都合に合わせていかなくてはならない。

その予行演習でもあるし、付き合い方のノウハウを知るきっかけにもなる。
そして結局自分と同じ自己中という性質を持つ場合にはとりわけ相手の男性の気持ちも分かるはずだ。
慣れるに従って、そういうことだって十分期待出来るだろう。

恋愛とは最初の内は片方だけの主張ばかりが通ったりしてアンバランスになりやすいけれど、時間とともに経験値が上がって慣れてくればかなり均衡もしてくる。
お互いに慣れてくるからだ。

同じ見越すならば、ぜひそういうポジティブな思考が出て来ることを思い描いてがんばっていただきたい。

栗本はるか