夏バテの症状で吐き気があるとき薬を飲んでいいの?実は怖いハナシが!

夏真っ盛りや、その前にも夏バテという症状は起こる。
酷いケースになると発熱や吐き気なども出て来るので、手っ取り早く薬を買って飲んでしのごうとする人もいるかも知れない。

確かに夏バテというのは人により症状がきつくなるし、だるいとか眠気など、自分で気を取り直す程度で何とかなるものならまだ良い。

けれど、熱が出てきたり吐き気や下痢など、深刻な症状の場合にはやっぱり薬にも頼りたくなるはずだ。そういう夏バテに聞く市販薬も数多い。

けれどここで特に注意しておくべき事がある。
特に吐き気などが出てきたら、カンタンに薬を買って飲む、というのは“ちょっと待て”と思った方が良い。
私が実際経験したケースも考え合わせて、どうすれば一番良いのかをお伝えしてみたい。

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重い夏バテの症状が出たら迷わず病院へ!吐き気を止める薬を飲んでもダメな場合が

とにかく最初にお伝えしておきたいのだけれど、夏バテらしき症状が出たりしたとき、特に吐き気や頭痛、下痢等があったら、薬に頼る前に病院に行っていただきたい。

その目的は二つある。
一つ目には、夏バテを緩和する市販の薬というのは、およそ様々な症状の種類やレベルをカバーするために、特定の人にドンピシャな効能を期待することが難しいと思うからだ。
あくまでも一時しのぎに使うべきだ、と私も考えている。

もう一つは、これがすごく重大なのだけれど、自分で吐き気等している原因が夏バテだと思っていても、正確にはそうではない場合がある。

つまりよく似た症状でも、他の病気の可能性があったりするということだ。
こういうときには薬を飲んでも基本的にムダになるはずだ。

日差し
夏は下痢や吐き気を催す病気が多い?

実は私がやってしまったのはまさにこれで、最初下痢や吐き気がしていたので
「やっぱり夏バテかな?」
と思っていたことがあった。

ところが医者で診察を受けたところ実は食中毒。
すごく症状が似ていたため、自分では気づけなかった。

だから吐き気とか下痢があったら単に夏バテと自分で判断して薬を求めるのは危険だ。

元はと言えば私が天然なのが悪いのだけれど、でもこういう風に体に不調を感じたら、面倒でも最寄りの医療機関にかかった方が絶対に良い。

夏はとりわけ多くの雑菌が繁殖するので食中毒にもかかりやすいし、他にも夏バテに似た病気もあったりするからだ。

夏風邪や熱中症の疑いも!ヘタをすれば命にかかわるかも

そういう夏バテと見誤りやすい病気、実は食中毒だけではない。
その他、ちょっと考えてみただけでも多いのではないだろうか?

ちょっとだるい、眠気が来て困る、等の軽度の症状ならまだ良いけれど、吐き気とか立ちくらみ、熱や下痢となるとやっぱり単に薬を買って飲んで済ます、と言うレベルではないと考えた方が良い。

私がよくかかる夏の病気はやっぱり夏風邪。
たしかに夏バテとよく似た症状が出て来る。

だが夏風邪ならまだ良い方で、中には熱中症の場合もあったりする。
私はかかったことがないけれど、実はこれが怖い。

熱中症で手遅れになったら命の危険も

特に熱中症の場合、吐き気などと言う症状が見られたときにはかなり深刻になる。
一つ間違えば悪化するし、間違っても薬等で治そうとするべきではない。

熱中症はそのレベルによって「軽度」「中等度」「重度」に別れる。
吐き気とともに下痢や頭痛は「中等度」となり、高熱も出やすくなる。

だからすぐに休ませて水分を補給したり体を冷やしたりしなくてはならない。
けれど吐き気や下痢を催しているときは、口から水分を取りにくいので、それこそ救急車で搬送されてもおかしくないレベルだ。

そしてさらに怖いのは、症状が出ても放って我慢してしまうこと。
熱中症が悪化しやすい原因の一つになる。

そうするとやがてろれつも回らなくなり、話も通じなくなるから自分の状態を人に告げることさえ出来ない。
体の動きもおかしくなって熱も40度に達してしまう。
これが熱中症の「重度」で、こうなると即刻病院に搬送して集中治療が必要になる。

命を落とすことにもなりかねないし、回復しても後遺症が残ることだってある。

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吐き気などの症状は他の病気の可能性も?まず病院で正確な診察を

こういうわけで、単に夏バテだからと自分で納得して気楽に見ていると大変危険な場合も出て来る。

自己判断で(もちろんドラッグストアなどで薬剤師に相談くらいはすると思うけれど)それっぽい薬を買って飲んで済ますのは、せめてその前に病院に行ってみて正しく診断してもらった後にすることをぜひオススメしたい。

救急車
自己判断は危険!場合によっては救急車のお世話にも?

最後になるけれど、夏バテとか夏風邪、あるいは熱中症など、確かに別な病気だということになるかも知れないけれど、その症状は結構同じものが多いのはたしかだ。

夏バテの症状の主なものは、吐き気のほか次のような物になる。
・だるい
・眠気がとれない
・頭痛
・めまい
・下痢や便秘
・わけもなくイライラ

これらは確かに夏風邪でもありうるし、私は食中毒の時でも頭痛が起こる。

でもこういう症状、他の病気と一緒に総括してしまうのだけれど、結局私たちがエアコン等の快適な生活習慣に慣れてしまっていたり、ストレスが増えて免疫力、基礎代謝力が落ちてしまうからかかってしまうという見方も出来る。

だから病気の種類こそ違うけれど、かかる原因を考えれば全部根っこはひとつかもしれない。

そして夏バテと他の病気が複合的にかかる時もあるだろうし、だから私なども何でも決めつけて、手っ取り早く薬を買って済まそう、という衝動に駆られるのかも知れない。

でもやっぱりそれはNG。
特に吐き気や熱など深刻な症状があったら、くどいけれど迷わず病院を訪れていただきたい。

小谷祥子

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