紫外線で目が痛い？眼科に行くほどになる前に、これだけは実行してみるべきこと！
紫外線が強い時期、長く外にいて目が痛い経験をした人は多いだろう。
痛みが酷い時には眼科に行ったりすべきだが、これは紫外線によって目が日焼けしたためだ。
日焼けするのは肌だけではなく、目も同様で、眼科を訪れる前に目が痛い時には応急的に目を冷やしたり、目を休ませるなどの方法もある。
だが、目は体の中でとりわけ酷使している部位になるというのも事実だ。
だから当然に理想的なこととしては、紫外線で目が痛いほどに日焼けして眼科に行くようになる前に、何とか予防する方法を実行してみると良い。
その時ぜひ実行していただきたい一つのことがある。
目が痛いのは紫外線が原因でないことも？眼科できちんと診察を！
紫外線を浴びて目が痛い時に眼科に行って診察してもらうと、結膜炎だと診断されることも多い。
そのために日中に長く外にいるなどした後で目が痛いときは、日焼けだと自分で判断することも出来るかも知れない。
けれど、デリケートな部位だけになるだけ大事ないように眼科で診察してもらうことがオススメだ。
万が一他の疾病が目にあることが分かる、と言う可能性も否定できないし、そういう時になまじ素人判断で決めつけてしまうと、後で大変なことにならないとも限らない。
とりわけ目については、取り越し苦労でもかまわないくらいだと私は個人的に考えている。
紫外線から目を守る方法は？
だが、紫外線で何度も目が痛い経験を繰り返すと、加齢とともに白内障になる確率が高まったり、失明の危険すら出て来る、と言うから決して肌の日焼けに劣らない深刻さがある。
それには当然だが、目が紫外線を浴びすぎて日焼けするのを避けることが一番直接的な予防になる。
そういう風に外出を避けるほか、やむなく外に出たらサングラスや日傘などのUVグッズを使ったり、ノアールUV（佐藤製薬）など、UV対策用の目薬をあらかじめ目にさしておいたりする、と言う方法がある。
目が痛い時の応急対策
そして眼科に行くのが理想的だが、もしもが日焼けしてしまい、目が痛いとか充血してしまったようならば、なるだけ目を休ませるようにし、目を冷やすことがオススメだ。
もちろん紫外線による日焼け用の目薬も市販されていたりするので、特に紫外線の強くなる様な怖い季節には、長い外出を予定しているときなどはバッグに入れておくと良いだろう。
ただ、これはあくまでも応急的なものだし、一番良いのはとにかく眼科で診てもらうこと、さらに大切なのは、そういう目の日焼けを何とかして最小限にするよう工夫をすることだ。
普段から意識してまばたきをしておくこと
ただ、紫外線で目が痛い時には、確かに眼科で診察して一番適切な処置をしてもらうことがひとまずは最良の方法になるわけだけれど、実のところそれ以上にもっと日常的に心がけていいただきたい事がある。
最初にはっきり結論を言うと、それがまばたきを意識して多くすることだ。
もともとよく考えれば、私たちは一昔前よりもこういう風に目が日焼けしたり充血し、そして目が痛いといって目薬をさしたり眼科に行ったりすることが多くなっている、と言うしかない。
と言うことは、一昔前よりも私たちは目が紫外線を防ぐような抵抗力が弱くなっている、と言うことに他ならないはずなのだ。
その原因の一つとして、眼科医の様な専門家が指摘していることがある。
それは長時間にわたって物を凝視したりすることによって、まばたきをする回数が減って来ている、と言うことだ。
特にテレビゲームやテレビ、あるいはパソコンなどのオフィスワークでもそうだけれど、そういう「凝視」、そして「まばたきが減ってきている」という事実がある。
まばたきは無意識に私たちが行っている目の運動になるけれど、これが目の健康にはとても大切で、目に入った細菌の繁殖を防いだり、角膜への酸素や栄養の補給を促し、目の乾燥（ドライアイ）をも防いで温める役割もしているのだ。
そしてまばたきすることで、目は最低限の運動をする。
つまり私たちの日常生活は、このまばたきを排除するようになってしまっていて、それだけ紫外線や外からの刺激に目をさらしてしまっている結果になってしまっている。
くどいけれど、これは眼科医などの専門家が主張している事実だ。
だからここでぜひ心がけていただきたいこととして、このまばたきの大切さをあらためて気づいていただきたい。
そして、パソコン作業とかテレビを長時間見ているような場合、ちょっとした合間ででも意識的にまばたきをする習慣をぜひ付けていただきたいのだ。
これが今回、私が最もお伝えしたい内容になる。
私の実体験―パソコンを続けて目がぼやける、目が痛い時にまばたき
私も紫外線で目が日焼けしたりするときもあれば、またパソコン作業で同じような経験を何度もしているクチだ。
中でもパソコン作業になると、仕事でもあるのでどうしても長時間いすに座ったきり、ディスプレイにかじりつくこととなる。
その結果、視界がぼやけてしまったり、またピントが合わなくなってしまったり、と様々に眼精疲労も経験した。
その都度目薬を差してみているのだが、あくまでもこれは言ってみれば本当に“気休め”。
何と言っても一番根本的に改善したいのはそういう眼精疲労とか目の痛みだからだ。
そこで、適当に休み時間の中でまばたきの運動を繰り返すことを実行してみた。
びっくり顔のまま、100回くらいまばたきをするだけだけれど、目のぼやけが結構とれる。
目が痛い時には目を使わないのが一番だけれど、それではやっぱり仕事にならない。
だからまばたきは健康な目を維持しながら、日常生活を送るのに大切になる。
紫外線で目が日焼けした、目が痛いのなら眼科に行くのが一番だが、そういうわけで、そんな症状になる前に目の抵抗力を強くすること。
そのためにはまばたきを見直して、なるだけ意識的に行うようにしてみること。
このことをぜひ知っていただき、かつ実行していただきたい。
村松亜耶
