売れ残り女が自業自得だと分かっていてもどうしようもない?そんな時の手立てとは

売れ残り女が自業自得だと分かっていてもどうしようもない?そんな時の手立てとは

自分自身が「売れ残り女」といわれ、その身になって初めて分かる自業自得という言葉の重さ。

確かに今、アラサー以上の年齢のまま未婚、売れ残り女という女性が増えている。
それが自業自得というのなら確かにそうだ。

だがそれを見つめ続けていくら嘆いても後悔しかない。
時間を20代に戻して、再びしっかりと結婚に向き合う以外、不可能だ。

そんなどうしようもない、このまま売れ残り女を続けて一生独身になることを自業自得のようにして抱えてかなくてはならないのだろうか?
そう考えると鬱々とするしかないのだが、何か手立てを見つけようと探ってみたい。

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売れ残り女が自業自得といっても数は減らない!

私たち30代前半の女性でさえも婚活はすでに手遅れ状態。
これはもう、痛いほど認識してしまっている。

少なくとも婚活の場で正々堂々と渡り合って、良い結婚相手の男性と出会うことができるのは20代の女性、アラサー前のせいぜい27歳くらいまでに限る。
はっきり経験的に断言して良いと思う。

ただ、私たちの様な売れ残り女が、確かにいろいろな原因によって自業自得のように独身のままでいるにしろ、だからと言って今後この実態に誰もが身につまされる結果、この数が減ることがあるのだろうか?

言い換えれば、売れ残り女になることを怖がって20代でなるべく結婚しよう、という動きに弾みがつくのだろうか?
はっきり言ってなんとも言えないだろう。

いくら自業自得のそしりを受けているとは言え、今の晩婚化の傾向が泊まることを知らないし、実際今でも一生独身にならざるを得ない人たちの数が毎年のように増え続けている。

2015年の国勢調査では女性のおよそ18%、男性だったら25%が生涯独身になるそうだ。
くどいようだが減る傾向はみじんもない。
未婚女性

なぜ売れ残るのか、一番の原因は「正しい出会い」がない?

でもなぜこうして売れ残り女と呼ばれる婚活女性が増えているのだろうか。

そこで改めて、自業自得という言葉の持つ意味を考え直してみた。

その結果、私なりに考えたのは

“結婚にふさわしい出会いを20代の頃に経験していないから”。

こういうしかないように思う。
20代は恋愛経験真っ盛りで、女性全員ではないにしろそこそこ好きな男性ができて実際に付き合ったりする、そういう経験を持つ女性が多いはずだ。

だがそういう20代の恋愛経験から、直結して結婚に至ることがないことも少なくない。
それは一つには、若いときの恋愛というのはまだ結婚をしっかり前提にしたものではなかったり、また恋愛という行為自体が結婚に結びつくものではないからだ。

20代の頃は良く批判の的にさらされるのだけれど、単に遊びとしての付き合いだったり、それこそ一夜の楽しみに終わってしまう時も多い。

もちろん30過ぎてもそういう女性は少なくない。
それがまた売れ残り女という傷口を広げているのかも知れないが、だがいずれにしても、結婚とそういう遊びとは似て非なるものだ。

結婚はお互いの酸いも甘いもかぎ分けて分かち合うこと。
お互いの嫌な部分もさらけ出してそれを認め合う努力も必要になる。

20代の恋愛の最中にそんなことを見せていたらとたんに嫌われるに決まっているから見せようとしない。
結局そういうお互いの遠慮とも配慮とも言うものが、結婚に結びつけない大元でないだろうか。

そういう恋愛をしていても、結局は売れ残り女になる温床を自ら作り出していくしかない。
お互いのアラを見つめ合う機会を普通の恋愛などでは出しようもないからだ。

その結果、結婚に結びつく交際になる出会いを「正しい出会い」というならば、普通に考えてそういう恋愛関係。
絶対に「正しい出会い」ではない、と私は思うのだがいかがだろうか?
そしてそういう恋愛自体を結婚に結びついたもの、と取り違えてしまう結果、自業自得として私たちは「売れ残り女」の不名誉に甘んじているのかも知れない。

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今の自業自得の状態を解消するにはどうしたら良いのか

ただ、こうして売れ残り女の原因とかを突き止めて嘆いているだけでは建設的な話にはならない。

だからこういう事実があるかも知れない、ということを頭に置いておいて、次に考えなくてはならないことがある。

それは何と言っても売れ残り女となっている私たち、一体どうすればこの悪循環から逃れることができるのだろうか?

自業自得といわれるとおり、結婚の現実にきちんと向き合わずに過ごしてきたのかも知れないし、その結果として今のようにアラサー、30代前半になるまで婚活でいくらがんばっても相手が見つからない。

これをどうやったら解消できるのだろうか?
それを本当に、一人一人の女性だけで無く、おそらくみんなで知恵を絞って考えて行くべき大きな問題のはずだ。

売れ残り女「同士で」交流する、自分たちの兄弟身内を紹介し合うことを提案

だが、このこと事態は大変大きな問題なので、もちろん自分一人では全然解決策など出て来るはずもない。

だから申し訳ないけれど、具体的にどうすれば(要するに)みんなが首尾良く結婚して収まることができるのか?という問いかけはできてもその回答は出せないから、あらかじめこの点はご了承願いたい。
膝を抱える女性
ただ、一つの提案として私が考えるのは、今の婚活がほぼ完全に業者とお客の関係になってしまっている、と言うことが無いだろうか?

大手やマイナーも含めて世の中には多くの婚活業者がいるけれど、そこに登録して会員の中から相手を選ぶというシステムの中にお客として存在する限り、結婚を希望している男女はみんな自分の欠点とか是正すべきものをはっきり指摘されることはない。

自分の両親でも無い限り業者にとって“お客”の人たちに強く指摘はできない、ということだ。

もちろん是正もないから、自業自得をそのままにひきずることとなる。

もしかしたら自分の欠点、考え方をしっかり治すことで、出会いに恵まれることだってあるかも知れないのだ。

だから一つにはこういう今の婚活の悪い面をどうにかして是正できないものだろうか?
言い換えればそういう結婚希望者に対して、しっかりと正しいアドバイスができる、そういうシステムが今求められているのかも知れない。

自業自得で売れ残り女の憂き目を見るいきさつは様々だから、上の様にすれば良い、とだけではもちろん足りないだろう。
だが、上で私が挙げたように、どこかにまだ可能性があるにちがいない。
それを見つめてお互い、将来に向けて努力すべきではないだろうか?

林 信江 

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