厄年 女の年齢は数え年?誰も言わない本当に怖い三十路の年がある!

厄年 女の年齢は数え年?誰も言わない本当に怖い三十路の年がある!

厄年というのは、その年齢になったら災難とか病気など、いやなことが起こりやすい年のことだ。
女の厄年は30代だと数え年で33歳、37歳の2回。

10年のうちに2回も厄年が巡ってくるのはこの女の年齢だけだ。
女はつらいよ、というしかない。笑

厄年の数え方はそういうわけで数え年といって、生まれた日で一歳を数え、毎年正月が巡ってくるごとに1歳ずつ年をとる、というものだ。

だがこの厄年、男でも女でも多分多くの方たちは迷信、つまり本気でそんな年齢になって不幸や災難が増えるとは思っていないだろう。

だがそれとは別に、本当に病気が増えたりトラブルになりやすい年がある、というのだ。もちろん科学的に検証した結果のことだという。
数え年にせよ、本当に気をつけて振り払うべき厄年が確かにあるというのだ。

それを説明してみたい。

科学的な統計値による「新厄年」

はじめにズバリ30代女性の本当の厄年は、これまでの年齢とは全然違うし、2回ではなく1回になる。
女の30代だけが2回も厄年が巡ってきたので大変だったが、新しい厄年は1回きりになる。

これは「新厄年」と名付けられているもので「年齢研究所」所長の板倉弘重氏が提唱するものだ。
科学的な根拠に基づく“病気になりやすい年齢”というもので、この新厄年でいうと男と女の年齢は以下のようになるという。

男 24、37、50、63歳
女 25、39、52、63歳

大まかには脳卒中などの脳疾患とともに心筋梗塞などの心疾患、糖尿病やがんにかかりやすい年齢をまとめたもので、すぐにお気づきと思うが男と女の63歳が同じ年齢というのは、そういう病気に一段とかかりやすい年だということになる。
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このため「年齢研究所」では63歳を「新大厄」と呼んでいるようだ。
(参考:「年齢研究所」http://aging-lab.jp/yakudoshi/index.html)

新厄年はお祓いよりも健康留意と診断が大切に?

だとすれば、数え年こういう年齢になったり近づいたりしたら、いっそう健康状態に注意して過ごす必要がある、ということになる。

じゃあお祓いどうするの?

という疑問だが、普通の厄年の厄除けのお祓いもいった方がよい。
あくまでも個人的な意見になるのだが、この辺は要するに“縁起担ぎ”と“気持ち”。
そして周囲の人たちと歩調も合わせる、ということがある。
迷信といわれてもしょうがない厄年だが、たまには女で連れだって神社にお参りするのも気分転換でよいかな、などと考えてしまう。

念のため、普通にいわれている「伝統的な」厄年をご案内しておこう。
これも数え年になる。

男 4、13、25、52、61歳
女 4、13、19、33、37、61歳

ただ、こちらの厄年も新厄年とは年齢がちょっと違うが男と女は同じ61歳となっている。
年をとれば結局多病になりやすいし、昔も今もそういう事実は同じだということではないだろうか。あくまでも私の推測だ。

昔は今よりも平均寿命が短かったし、疫病がはやったりしたら祈祷をするなどして難を逃れようとしたことが多かった。

そういう厄年を迎えた人たちは、自分の不幸な運命を予見して悲しんだことも多かったかもしれない。

でもそういう厄年があるからこそ、身の回りや健康に気をつけよう、という気持ちの引き締めにもなっていたことは間違いないし、新厄年だってやはりそういう考え方が基本になるだろう。

「厄年は役に立つ年」
という言い方を聞いたことのある方も多いと思うが、そういう年齢になったら注意を払うことで幸せにもなれる。
そう言えるのではないだろうか。

それでも厄払いのお参りは真剣に

そんなわけで、年齢は数え年で、とひとまずいっておきたいが、女の39歳というのは実際上大きな病気になりやすい年齢ということがいえるわけだから、その新厄年の前後数年間は十分に健康に注意指定おいた方がよいといえるだろう。

だが一方、普通の厄年では厄払いのお参りが世間的にマストな雰囲気が続いている。
これからもたぶんこれは変わらないに違いない。

それはそれで伝統や神仏に向かうよい機会かもしれない。
だがここでひとつ注意しなくてはならないことがある。

これは私ではない、ある人の忠告なのだが、そういう行事的なお祓いとかお参りであっても、形だけでなく心から真剣に、きちんとお願いすることが大切だ。

よくあるのが
「そういう年齢になってしまったからイヤだけど来た。こうしてお賽銭あげて鈴ならして手を合わせていればいいんだよね?」
というように、心のないお参りの仕方。

中には
「嫌いな人がいるから不幸にして」
とか、
「お金たくさんほしいから棚ぼたのチャンスくださいね」
などなど、120%俗世間的な願い事をしたりする人がいる。

だが神社などには本当に鎮まって参拝に来る人を見守っている神様がいるし、そういうお参りに来た人の心の中をきれいに見通しているというのだ。
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神様にしたら、そういう願い事は言語道断。
神罰が下されることだってないとは限らない、と語っている。

まあ、このあたりは信じるかどうかの話になってくるが、私はといえばちょっと前の前厄のお参りの時には
「どうか早くいい人に出会えますように」
と願っていた。
厄払いにしてはよくない願い事かな、とも思ったのだが、そのせいなのかどうなのか、今でもなかなか出会えないのは天罰かもしれない。苦笑

村松亜耶

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