ノロウイルスを予防する加熱処理が役立たない時がある!一番注意すべき時期が今だった!

ノロウイルスを予防する加熱処理が役立たない時がある!一番注意すべき時期が今だった!

ノロウイルスの感染が深刻になってきた。
予防としては口に入るものを加熱処理することが第一だが、実はその加熱処理が役に立たない場合がある。
そう言ってしまうとすごく不安になるが、事実だから言わないわけにはいかない。

ノロウイルス自体、確かに加熱すれば死滅するし、それだけしておけば予防にも十分だと思われがちだ。
でも実際にはそれだけでは不十分。加熱処理とともにそういう場合、さらなる予防手段が必要になる。

身近なことでもあるし、とりわけこの季節はそういう心配が発生しやすくなる。
そのためにお伝えしておきたい。

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考えられる危険性「加熱処理した後でも食べ物にノロウイルスが付着すれば感染する」!

ごくごく簡単にそういうノロウイルスを加熱処理でも予防できない場合を考えて見ていただきたい。
その方がすぐにご理解しやすいだろう。

どういう場合にノロウイルスが加熱処理でも予防できないかと言えば、
“加熱処理した後で、ノロウイルスが付着した場合”

ということ。
これは最近、地方やコミュニティなどで餅つき大会が行われて、そのさなかにノロに感染するというケースが報告されていることから考えられる結論だ。

お餅をつくる時には確かに高熱で餅米をふかし、それを臼に入れて杵で叩いてつくるわけだが、特に地域の餅つき大会などではその後必ず大勢の人の手に渡って、それを子供たちや集まった人たちが食べることとなる。

そうなるといったん加熱処理の殺菌をしたとしても、またウイルスや細菌が人の手をへて付着する可能性が大きい。

もちろん各地域や地方自治体などでもこのことを懸念して、餅つき大会などの際には様々にノロウイルス予防に関する注意を促すパンフやPDFを配ったりなどしている。
消毒

餅つき大会は一つの警告?冬の食習慣は他にも感染する危険が

ところが、ノロウイルスの加熱処理による予防の方法をくぐり抜けて感染する危険は、もちろん餅つき大会だけがやり玉ではあり得ない。

ごくごく身近に考えて見よう。
この時期こたつに入って多くの方たちはテーブルのミカンに手を伸ばし、素手で皮をむいて食べていないだろうか?

忘年会や新年会、他にも正月の三が日などを利用して仲間や友人などが集い、鍋料理などをつつくことがないだろうか?

さらに感染の可能性を探れば、手にノロウイルスが付着しているとして、それが口に入ることになれば感染することとなる。
そうだとすれば、たとえばコンビニのおにぎり、お菓子類、せんべい等々、いくらでも怖いと感じるものが挙げられるはずだ。

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そして同時に、感染力がきわめて強いと言われているノロウイルス。
それが流行する今のこの時期に加えて、そういう“素手で食べ物を掴む”、“大勢で同じ食べ物をつつく”、とういう食事が多く出されるのが同じく今のはずなのだ。

ミカンを加熱処理などできないし、食べる時には絶対素手をつかうことになる。
自分一人で食べるような場合には、その前に十分手を洗ったりすることでまだ何とかできるかも知れないけれど、パーティーや鍋物になると相当そういう加熱処理の条件が厳しくなるのではないだろうか?

ふつうノロウイルスは熱に弱く、だから予防手段として加熱処理を言われている。
だが実際には85度以上の加熱をして、それを最低でも1分半ほど継続しなくてはならない。
鍋物は確かに熱いと相場が決まっているとはいえ、そんな沸騰レベルの鍋など手がつけられるのだろうか?

普通の胃腸炎とノロの感染は見分けが付きにくい

しかもノロウイルスに感染した時には、潜伏期を過ぎても現れる症状は下痢、腹痛や嘔吐、という普通の胃腸炎と同じようなものだ。
雑炊
正確なことは病院に行かなくてはならなくなるし、ノロだと分かった後でも隔離みたいな形で家の人も誰も感染者に近寄れなくなる、というのが極端だけれど現状になる。
それだけノロウイルスの感染能力は強いのだ。

予防第一ならやっぱり付き合いもほどほどに

だから結局のところ、こういう怖い感染が心配される今の季節、一番健康に気を遣うとすれば、

“忘年会や新年会などの付き合いもほどほどにした方が良い”

ということになる。
そういう年に一回みたいな会合になるとつい気が緩んでお酒の飲み回し等もやってしまうし、酔った勢いで危ない食べ物に箸をつけることも多くなるはずだ。

ノロウイルスも14年までは旧型ウイルスが主流で、子供が感染すると重症になることが知られていたが、抵抗力の強い大人はあまり大きな症状は出なかった。

だが15年になってから新型が流行している。
新型のノロウイルスは、大人でもかかってしまうと重症になる。
しかも普通に手を洗ったくらいでは十分に落とすことができないほどの感染力を持つ。

羽目を外しやすいのがこの時期だとも言えるし、それだけいっそう感染する可能性を気持ちの面からも増やしている、ということにもつながってしまう。

警戒すべきところは十分警戒し、楽しくも忙しいこの時期をうっかりした不注意で台無しにしないよう、十分注意していただきたい。

村松亜耶

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